CATL・トヨタ・パナソニックHD EV電池まとめ読み
電気自動車(EV)電池の世界で圧倒的な存在感を示す中国の寧徳時代新能源科技(CATL)。かつて世界の最先端を走っていた日本の電池産業は対抗できるのでしょうか。今年に入って反響の大きかった電池関連の6本をまとめ読みでお届けします。 2022年の世界の車載電池市場で中国の寧徳時代新能源科技(CATL)と比亜迪(BYD)の合計シェアが50%を超えたことがわかった。韓国の調査会社SNEリサーチが市場動向
「Mobility Tech特許 2023」のデータはこちら
NIKKEI Mobilityはアスタミューゼ(東京・千代田)と協力しモビリティ技術のトレンドをダッシュボード化しました。 IT技術とクルマが融合する中で、新たなプレーヤーとして存在感を高めている米GAFAM(グーグル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック=現メタ、アップ
中国の2015年組を知る3本 理想汽車・CALB・地平線
世界の最先端に躍り出た中国のモビリティー業界。NIKKEI Mobilityはその最前線に長期連載「新自動車強国・中国」で迫ります。第2部はその中でもグローバル市場で伸びる可能性を秘めた3社の実力を深掘りしました。全3回をまとめ読みでお届けします。 不動産業界で働く江蘇省南京市在住の赫さん(36)は毎朝、新興自動車メーカー理想汽車の6人乗り高級SUV「理想ONE」で通勤する。米ゼネラル・モーター
「デンソー先行、アイシンに逆風」 読まれた記事7本
2023年1〜4月までに掲載して話題を呼んだ記事のまとめ読みをお届けします。NIKKEI Mobilityの全ての記事から編集長とデスクがアクセス数以外の要素も踏まえて7本を選びました。最も関心が高かった記事は4月3日公開の「デンソー先行、アイシンに逆風 点検・トヨタ系7社EV戦略」でした。 トヨタ自動車の新社長に「EVファースト」を掲げる佐藤恒治氏が1日付で就いた。新たな経営体制を支えるトヨタ
特許でMobility技術の行方を探る4本 4領域を分析
米テック5社のうちモビリティー分野で競争力が高い知的財産を持つのはどこか。日本経済新聞社は出資先のアスタミューゼ(東京・千代田)の協力を得て、自動運転やコネクテッドカー(つながるクルマ)など8つの領域について5社のモビリティー関連特許を分析しました。そのうち主な4領域に関する記事をまとめ読みでお届けします。 日本経済新聞社は米テック5社のモビリティー分野での競争力を知的財産で分析する「Mobil
「中国の自動車投資、ほぼEV関連」 DMG森精機・森社長
中国の1〜3月の新車販売台数が前年同期を6.7%下回るなど、世界の自動車市場には陰りもみえる。電気自動車(EV)向けはどうなのか。世界各地の自動車大手を顧客に持つ工作機械大手のDMG森精機の森雅彦社長にEV関連投資の動向を聞いた。 NIKKEI Mobilityは自動車メーカーやディーラーに加えて機械や素材などの関係者に最新の技術動向を聞く「EV経済観測」を随時掲載します。 ポーランドなどでもEV
中国NIOのEV充電 電池性能より交換式で「タイパ」
米テスラのように独自の世界観を打ち出す電気自動車(EV)の新興企業を分析するシリーズの第2回は、中国の新興EV御三家の1社である上海蔚来汽車(NIO)を取り上げる。なかでも同社最大の特徴である「電池交換式」に着目し、その戦略を分析する。 NIKKEI Mobilityは企業や業界動向に詳しい識者やジャーナリストの寄稿を掲載します。今回のテーマはユニークなビジネスを展開する電気自動車(EV)の有力新
GM系、商用ロボタクシー昼間も サンフランシスコで
【シリコンバレー=山田遼太郎】米ゼネラル・モーターズ(GM)の自動運転技術の開発子会社、米GMクルーズは25日、米サンフランシスコ市全域で運転手のいない自動運転車が終日走行できるようになったと明らかにした。当初は同社の従業員のみが対象だが、段階的に一般にもサービス提供を広げる方針だ。 GMクルーズのカイル・ボークト最高経営責任者(CEO)がツイッターへの投稿で明らかにした。同社は2022年6月に
重くなるEV、耐えるホイール BBSが新合金で専用品
一般に広く知られる存在ではないものの、自動車業界で知らないものはいないのがホイールメーカーのBBSジャパン(富山県高岡市)だ。フォーミュラ・ワン(F1)への独占供給や独ポルシェの車種で純正採用されるなどハイエンド向けに強い。その同社とて世界の電気自動車(EV)シフトとは無縁ではいられない。優位性を保つべく業界に先駆けてEV専用ホイールの開発に乗り出した。 「シン・サプライヤー」は電動化やソフトウ
「EV向け独走する」ミシュランCEO、要のイタリア工場ルポ
100年に1度の自動車業界の激変期にタイヤ世界大手の仏ミシュランはどう対応しようとしているのか。要となる拠点が新技術を開発し、量産を試すイタリアのクーネオ工場だ。アジアメディアとして初めて取材し、次世代モビリティーで主導権を握ろうとする同社の取り組みを探った。 テスラ向けタイヤを生産 イタリア北西部のクーネオ県。トリノ空港から車で1時間強走るとアルプス山脈に囲まれた田園地帯にミシュランのクーネオ