米投資会社バークシャー・ハザウェイのチャーリー・マンガー副会長が米国の商業用不動産市場に迫りくる嵐に警鐘を鳴らした。不動産価格が下落するなか、米銀が「不良債権」を大量に抱えているためだ。
99歳の投資家で大富豪のウォーレン・バフェット氏の腹心であるマンガー氏の発言の背景には、一部の銀行の経営破綻を受けて商業用不動産が暴落する懸念が強まり、米国の金融システムに混乱が広がっていることがある。
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