再エネ送電、鉄路4.5万キロの潜在力 静岡鉄道が架線活用

静岡鉄道は線路上の架線を使って地元産の再生可能エネルギーを融通する構想に動き始めた。太陽光発電所などでつくった電気を沿線の公共施設や自社施設に届け、地域活性化に結びつける。実現すれば全国初という。全国で約4万5千キロメートルにのぼる鉄道架線の活用が進めば、送配電網の容量不足を緩和し、災害時に停電しにくい街づくりにつながりそうだ。

レイルグリッドでEVに供給検討

静岡鉄道は静岡市中心部と沿岸部を結...

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