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「安倍派分裂」1991年の教訓 カギは総裁候補と新世代
編集委員 清水 真人
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元首相の安倍晋三の国葬が終わり、喪に服してきた自民党の最大派閥・安倍派が後継体制を巡って動き出した。政治史を遡ると、1991年に晋三の父で元幹事長の安倍晋太郎が死去した際、当時の安倍派は激しい跡目争いと分裂に直面した。そのカギは次の領袖が総裁候補たりうるかどうかと、「次の次」をうかがう新世代の支持だった。
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