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「βアクティビズム」が開くESG新時代
編集委員 小平龍四郎
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年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が3月に発表した「2022/23年 スチュワードシップ活動報告」に、興味深い取り組みが記されている。今年度中に「ESG投資の効果測定」を始めるという。ESG指数に基づく株式パッシブ運用がどのように企業行動に影響を与えたか、などを分析する。
例えば、女性活躍や気候変動問題に積極的に取り組む企業で構成する株価指数への採用・非採用、さらには指数運用受託者の働き...