北洋銀行、SDGs私募債で生物多様性保全に寄付
北洋銀行は、北海道の生物多様性保全を支援する私募債の第1号案件として、水産加工の井原水産(北海道留萌市)から1億円を引き受けると発表した。井原水産は主力商品に使うカズノコといった原材料調達費などに投じる。発行額の0.2%に相当する20万円を北洋銀が北海道環境財団へ寄付する。
寄付金は財団と北洋銀、北海道、札幌市の4者で立ち上げた「ほくよう生物多様性プロジェクト」を通じて、道内の動物園や水族館と連携した生物多様性の啓蒙活動などに充てられる。
SDGsは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった略語で、国連サミットで2015年9月、全会一致で採択された世界共通の行動目標。国や民間企業の取り組みに関する記事をお読みいただけます。