コロナ5類、対策本部縮小 手指消毒など継続
5類移行後も神奈川県庁内にはソーシャルディスタンスの確保など感染対策を掲示(8日午前)

コロナ5類、対策本部縮小手指消毒など継続

新型コロナウイルス禍前の日常に向けて社会・経済活動が新たな段階を迎えた。8日から感染症法上の分類が季節性インフルエンザ並みの「5類」に移行し、感染対策は今後、自己管理が中心となる。コロナ対策本部の縮小やPCR検査センターを閉鎖した自治体、客のかけ声を解禁したお笑い劇場――。平時に戻る動きの一方で、手指の消毒など感染対策を続ける姿もあった。 「ウイルスと共存しつつ社会経済活動が推進できるよう、手探…

東武西新井駅で缶破裂、女性けが 命に別条なし

8日午後4時前、東京都足立区の東武鉄道の西新井駅構内の券売機付近で缶が破裂した。東京消防庁によると、近くにいた20代ぐらいの女性がけがをしたが、命に別条はないという。警視庁は缶を置いたとみられる40代の男の身柄を確保し事情を聴くとともに、詳しい状況を調べている。 券売機から数十メートル離れた売店の40代女性店員は「パン」という風船が割れたような音を聞いた。「女性が付近で泣いていた。まさかこんなこ…

新型コロナ5類移行 介護・医療施設、面会制限緩和も

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が8日、季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行した。外出が増え経済活動も盛んになる中、感染で重症化しやすい高齢者らが入る介護施設や医療施設は面会制限の見直しなどを手探りで進める。施設内の感染を防ぎながら、入所者や患者、家族との交流をどう両立するのかが課題となっている。 「ママ久しぶりだね」。4月下旬、東京都多摩市の特別養護老人ホーム「白楽荘」。入居する母親の…

抱っこで自転車、事故リスク 2割超が転倒や落下経験

子どもを保育園や幼稚園に連れて行くのに便利な自転車。小さい子をひもで抱っこして運転し、けがをする事故が起きている。国民生活センターの調査では2割超が抱っこした子どもの落下や転倒を経験していた。法令違反と認識しながら他の手段をとるのが難しいとの声もあり、同センターは一時預かりの拡充など子育て環境の整備を求めている。 東京都内の女性は1歳の子どもを抱っこして保育園に登園するため自転車を走らせていた。…

首相襲撃、再逮捕の容疑者を送検 火薬無許可製造の疑い

岸田文雄首相の応援演説会場で爆発が起きた事件で、和歌山県警は8日、火薬類取締法違反の疑いで再逮捕した無職、木村隆二容疑者(24)を和歌山地検に送検した。 送検容疑は2022年11月ごろから23年4月15日ごろまでの間、無許可で火薬約530グラムを製造した疑い。 木村容疑者は4月15日、和歌山市の雑賀崎漁港で爆発物を投げ込んだとして威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された。県警によると、同容疑者はこれま…

生活再建へ罹災証明申請 石川・珠洲、建物被害352棟

震度6強の地震に見舞われた石川県珠洲市は8日、罹災(りさい)証明書の申請受け付けを始めた。公的な支援を受ける際に必要で、住民らが次々と窓口を訪れた。市社会福祉協議会はボランティアの事前登録を進めている。6日から出ていた大雨警報と住民約1630人への避難指示はいずれも解除され、住民らは生活再建に向け、片付けや掃除に追われた。 場所により地盤が緩んでいる恐れがあり、地震への警戒も続いている。県は同市…

兵庫・伊丹、川が氾濫し車数台が水没 人的被害なし

兵庫県伊丹市で8日未明、大雨の影響で市内の天神川が氾濫した。市によると、付近の道路が冠水し車数台が水没したり土砂で埋まったりした他、住宅数十軒が浸水した。人的被害は確認されていない。 市や県によると、天神川は周囲の土地より高いところを流れる「天井川」。安全強化のため工事中だった堤防が長さ約30メートルにわたり決壊した。市には8日午前、土砂災害警戒情報が発令されていた。 大阪府茨木市の安威川ダムで…

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