夜間経済とは ショーや体験、日本は乏しく - 日本経済新聞
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夜間経済とは ショーや体験、日本は乏しく

きょうのことば

▼夜間経済 おおよそ日没から翌朝までの経済活動をさす。対象は飲食から宿泊、交通、体験を楽しむコト消費まで幅広く、経済波及効果が大きい。日本の都市は海外と比べて夕食後も楽しめるコンテンツが少ないとされており、官民共通の課題だった。

観光庁の2018年のアンケート調査によると、訪日旅行時に「ナイトタイムコンテンツ」を体験した人の割合は、海外より低い。たとえばナイトショーの体験割合は日本は13%にとどまり、海外より16ポイント低い。同庁は「ナイトタイムは訪日外国人にとって消費を促すポテンシャルが高く、拡充の余地がある」とみている。

新型コロナウイルス禍を契機に在宅勤務が普及し、ナイトタイムエコノミーの振興も従来とは異なる視点が求められている。東京都内屈指の繁華街の新宿区歌舞伎町で4月に開業した東急歌舞伎町タワーはエンターテインメントに特化し、オフィスは入居していない。こうした新しい生活様式を意識した街づくりが今度どこまで広がるかも焦点だ。

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