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日銀、トップダウンから衆議へ レビューが映す植田流
金融PLUS 金融グループ次長 石川潤
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多様な観点からニュースを考える
10年ぶりに総裁が交代した日銀が変わり始めた。黒田東彦前総裁は強い信念に基づき、トップダウンで異次元緩和を進めてきた。4月9日に就任した植田和男総裁は対照的に、1年がかりの政策点検(レビュー)を打ち出し、多様な意見を取り入れていく姿勢を示した。景気も物価も先行きの不透明感が強まっており、植田氏は柔軟に政策運営を進める構えだ。
結論ありきを排除
「将来の政策運営に有益な知見を得るため、多角的なレビ...
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日銀の総裁に、経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏が就任しました。黒田東彦氏の後任として、10年続いた異次元緩和を引き継ぎ、段階的な修正を探る役割を担います。
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