花粉症、唐突な閣僚会議 「霞が関ノート」まとめ読み
霞が関では日々、官僚たちが政策づくりに奔走しています。現場の息づかいを伝える「霞が関ノート」から、直近のトピックを紹介します。
花粉症対策、「知らぬ存ぜず」の閣僚会議
最高気温が東京でも20度を超えた4月上旬。吹く暖かな風は「国民病」とも言える花粉症の合図でもある。春風は突如、花粉症対策をまとめる閣僚会議の知らせも運んできた。岸田文雄首相が閣僚会議を設けると宣言した翌日の4月4日、野村哲郎農林水産相は「私たちとしては全く知らぬ存ぜずだ」と会見でこぼした。…記事を読む
G7、トロイカ会見にちらついた「不安」
4月16日の正午過ぎ。コートが手放せない寒さがなお続く札幌市内の会場で、主要7カ国(G7)の気候・エネルギー・環境相会合で採択した共同声明に関する記者会見が始まった。…記事を読む
内モンゴルは熊本? ふるさと納税、曖昧な線引き
「原産国 内モンゴル」。熊本県の自治体から自宅に届いたふるさと納税の返礼品を見て、違和感を覚えた。加工は熊本県内だが、生肉を真空パックに詰めて、冷凍したものは「地場産品」なのだろうか。…記事を読む
インボイスに思わぬ副反応 経理のデジタル化進むか
国の政策は、望ましい副反応をもたらすことがある。
今年10月、日本でもインボイス(適格請求書)が導入される。8%と10%の消費税率ごとに区分した税額を記載するものだ。…記事を読む
対巨大IT、手を組む各国競争当局 変化に追いつけるか
デジタル市場で強い影響力をもつ巨大IT(情報技術)企業の寡占の是正に向け、世界の競争当局が手を取り始めた。国際カルテルの一斉摘発や企業の合併審査などで協力を重ねてきた各国当局も、デジタル分野の連携はまだこれからだ。…記事を読む