仙台のノースブル、和牛受精卵を酪農家に販売 拠点増設
和牛から受精卵を採卵・培養し酪農家につなぐ

仙台のノースブル、和牛受精卵を酪農家に販売拠点増設

牛受精卵の生産・移植を手掛けるノースブル(仙台市)が販路拡大を進めている。2022年に和牛生産が盛んな鹿児島県に拠点を開設したのに続き、酪農家の4割が集積する北海道でも近く設ける。飼料高や高齢化で収益が先細る酪農家に、和牛農家から買い取った受精卵を販売。酪農家と和牛農家の架け橋となり、持続的な経営を支援する。 「このままでは、日本の酪農は成り立たなくなる」。菅原紀社長は警鐘を鳴らす。農林水産省に…

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空飛ぶクルマ、瀬戸内航路開拓へ 香川の大豊産業が購入

次世代の移動手段として開発が続く「空飛ぶクルマ」航行に向けた動きが瀬戸内地方で進んでいる。3月に香川県で早期実現に向けた官民協議会が発足。4月には産業用ロボットの販売などを手がける大豊産業(高松市)が、スカイドライブ(愛知県豊田市)の商用機を購入予約した。2025年以降に納入予定で、大豊産業は香川県・愛媛県にある離島観光向けの航路実現をめざし準備を進める。 大豊産業は4月にスカイドライブと空飛ぶ…

ムスリム観光、広がる岐阜 習慣尊重で20億人市場に的

【この記事のポイント】・マレーシアとインドネシアからの訪日客が急伸・延べ宿泊者数で2カ国が占める割合トップは岐阜県・「ムスリムフレンドリー」の考えが徐々に浸透 新型コロナウイルス禍で打撃を受けた観光業に活気が戻ってきた。28日には現行の水際対策が終わり、本格的なインバウンドの回復が見込まれる。コロナ前の中心だった中国人観光客だけではなく、急増していた訪日ムスリム(イスラム教徒)への期待も大きい。岐…

「はみ出す」価値を出島に学べ 国内外30組織がサミット

鎖国時代は西欧社会へ開いた唯一の窓口だった長崎・出島。その歴史に注目したビジネスパーソンや研究者が「出島組織」をテーマにネットワークを立ち上げた。集まったのは企業や団体の本体から切り離した組織の運営にかかわる人たちだ。閉塞感の漂う時代でも変化を起こせる「はみ出し者」の価値を互いに学ぼうとしている。 2022年11月12日。史跡「出島和蘭(オランダ)商館跡」で第1回出島組織サミットが開かれた。「国…

奈良・山下新知事、23年度予算の一部執行停止を指示

奈良県の山下真知事は8日、大型開発を中心に県が進めている一部事業について、2023年度予算の執行をいったん停止するよう庁内に指示した。関連する予算の総額は約80億円で、査定を経て6月上旬までに最終判断する。関西広域連合に早急に全面加入する方針も明らかにした。 山下知事は4月の知事選で日本維新の会の公認候補として初当選し、3日付で就任した。大阪以外での維新公認知事は初めて。初登庁となった8日の就任…

東京都、コロナ相談の電話窓口開設 24時間受け付け

東京都は8日、新型コロナウイルス感染症に関する電話相談を一括で受け付ける「東京都新型コロナ相談センター」を報道公開した。センターは同日に開設し、かかりつけ医がいない人への医療機関の紹介や自宅療養中の健康不安に対する相談に対応する。最大750回線を用意し、24時間365日受け付ける。電話番号は0120・670・440。 コロナの感染症法上の位置づけが「5類」に移行したのを受けた措置で、都発熱相談セ…

浜松ホトニクスのレーザー企業買収、デンマークが却下

浜松ホトニクスは8日、デンマークのレーザー装置メーカー、NKTフォトニクスの株式取得が同国政府に却下されたと発表した。浜ホトによると「安全保障上の脅威」が理由に挙げられているという。同社は2022年6月に欧州子会社を通じてNKTを買収し孫会社化すると発表、同年11月に公表した中期経営計画でもNKT関連の収益を織り込んでいた。背景や詳しい理由も含めた情報の収集を急ぎ、今後の対応を検討する。 浜ホト…

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