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減らぬ電力難民なお4万件 新電力に流れた「罰」か
新井惇太郎
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電気の契約を失った企業に必ず電気を届けるセーフティーネット「最終保障供給」の利用社数が高止まりしている。2月1日時点の契約件数は約4万1000件で、ピークだった2022年10月より5000件ほど減ったものの1年前と比べて50倍近く多い。異常事態はまだ続いている。
22年初めに大手以外の新電力と呼ばれる電力小売りが相次いで顧客企業との契約更新ができなくなったことが発端だった。発電に使う化石燃料の高...