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荒れた整備新幹線論議 逆風強まる収益性は素通り
河野祥平
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毎年末の政府予算案編成で注目を集める整備新幹線。2023年度予算案は4年連続で建設費804億円を計上する一方、今後の事業計画を巡って22年12月中下旬の与党の審議は荒れに荒れた。方針通り着工できないことや事業費の膨張が分かり、地元議員から不満や反発の声が噴出した。
「憤りさえ覚える」。整備新幹線に関する与党の委員会で、高木毅委員長(自民党)は怒気を強めた。北陸新幹線の延伸(敦賀-新大阪間)につい...