美術の専門家がテーマに沿った10作品を取り上げ、鑑賞のポイントや時代背景を紹介する連載です。
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岡本太郎は漫画家の岡本一平と歌人・小説家の岡本かの子の長男として1911年に生まれ、96年に亡くなっている。東京美術学校を…続き
5月5日
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アルナルド・ポモドーロは世界的に活躍する彫刻家である。イタリア、モルチアーノ・ディ・ロマーニャで生まれた。後に、技術専門学…続き
5月4日
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1974年生まれの安部大雅は98年から2004年まで、イタリアの大理石産地、カッラーラの美術学校で学んだ。1998年には、…続き
5月3日
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ニキ・ド・サンファルは、実に驚くべき画家・彫刻家である。
東京都立川市では米軍基地が返還され、1992年以降、跡地を彫刻で埋…続き
5月2日
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ここで取り上げる重岡建治の作品は静岡県伊東市役所の西側広場中央に屹立する。底部から上方に、やや輪郭を細める円筒形の丈の高い…続き
5月1日
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ここでは山梨県立美術館(甲府市)前庭に置かれた英国の彫刻家ヘンリー・ムーアの「四つに分かれた横たわる人体」を取り上げる。ム…続き
4月30日
絵画に描かれたガラスは画家が生きた時代背景を反映しています。ガラス越しに見えてくるものは何でしょうか。ガラス工芸史家の岡本…続き
4月28日
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安田侃(かん)は、その経歴が数々の内外の受賞に彩られており、作品も、国内は言うまでもなく、海外の諸地域に存在している。まこ…続き
4月27日
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イタリアでのある日、友人に随伴して、生前のファッツィーニの工房を訪問する機会に恵まれた。その高い天井の下、天に向かって嘶(…続き
4月26日
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東京都荒川区・南千住駅東口のドナウ広場に御正進の「ドナウの調べ」が建っている。これはウィーンのドナウシュタット区と荒川区と…続き
4月25日
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人や場所と関係を取り結び「対話」する野外彫刻を訪ねる。
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何かしら見えない力に追い立てられているような6人の苦悩する集団。東…続き
4月24日
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親の言うことを聞かないと、「ばくれん(莫連)」すなわち「すれっからし」の娘になってしまうという教訓を描いた歌麿の浮世絵で、…続き
4月21日
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室町時代に中国から持ち込まれたとされる金魚は、江戸時代には、庶民にも流通するようになった。
他方、17世紀半ば頃に長崎で始ま…続き
4月20日
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「生物は空気がないと生きていられない」ことを証明しようとしている科学者の実験光景である。
ライトが生きた時代のイギリスでは、…続き
4月19日
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フェルメールのいくつかの作品では、ガラス器が重要な小道具として描かれている。
この作品は若い女性がワインを飲んでいる図で、無…続き
4月18日
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17世紀前半のオランダでは、写実的で精緻な静物画が盛んに描かれた。「ヴァニタス画」と呼ばれる、人生のはかなさをテーマにした…続き
4月14日
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ローマ神話のバッカスにしては、妙になまめかしい、生身の少年を描いたようなカラヴァッジョの作品で、モデルについては多くの推測…続き
4月12日
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ローマ帝国が分裂した後、ローマングラスの技術はササン朝ペルシャ、イスラム王朝へと継承され、ヨーロッパのヴェネチアが台頭する…続き
4月11日
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メディチ家のフランチェスコ1世は、自然物や芸術品の収集家であるとともに、ヴェッキオ宮殿の中に工房を設立し、錬金術をはじめ各…続き
4月10日
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ダ・ヴィンチの代表作だが、卓上のワイングラスに注意を向けることはあまりないだろう。グラスの形状は短軀(たんく)の円筒形であ…続き