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仙台のノースブル、和牛受精卵を酪農家に販売 拠点増設
地域のチカラ スタートアップ
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牛受精卵の生産・移植を手掛けるノースブル(仙台市)が販路拡大を進めている。2022年に和牛生産が盛んな鹿児島県に拠点を開設したのに続き、酪農家の4割が集積する北海道でも近く設ける。飼料高や高齢化で収益が先細る酪農家に、和牛農家から買い取った受精卵を販売。酪農家と和牛農家の架け橋となり、持続的な経営を支援する。
「このままでは、日本の酪農は成り立たなくなる」。菅原紀社長は警鐘を鳴らす。農林水産省に...