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坂本龍一さん 未知の音求めた改革者、反骨心で垣根崩す
編集委員 小林明
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民族、国家、時代などあらゆる垣根を解体し、未知の音を探し続けた。目指したのは「人民の音楽」。死去した坂本龍一さんは社会に向けて意見表明し、行動する反骨の音楽家でもあった。
端正な顔に長髪をなびかせ、ピアノを演奏する姿はどの角度からも絵になった。アカデミックな世界でも、世俗の分野でも、マルチな顔を持ち、神出鬼没に活躍した。
幼少期、自宅にはピアノがなかったという。父の一亀さんは旧河出書房「文藝」編...
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