アイロムグループ、子会社IDファーマがヤンセン社とiPS細胞作製技術を用いた製品開発と販売に関するライセンス契約を締結
発表日:2023年05月08日
当社子会社によるJanssen Biotech社とのiPS細胞作製技術を用いた製品開発および販売に関するライセンス契約締結のお知らせ
当社の100%子会社である株式会社IDファーマ(以下、「IDファーマ」という)は、Janssen Biotech, Inc.(以下、「ヤンセン」という)と、IDファーマのiPS細胞作製キット「CytoTune(R)-iPS」(※1)により作製されたiPS細胞やそのiPS細胞由来の分化細胞を用いた、オンコロジー領域の細胞治療製品の開発および販売に関する特許実施許諾契約を5月5日付で締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
尚、本契約はJohnson & Johnson Innovation LLC.を主体に締結が進められております。
記
1.契約の概要
IDファーマは、ヤンセンに対して、CytoTune(R)-iPSを用いたiPS細胞およびそのiPS細胞から分化させた細胞の作製、それらの細胞を用いた、オンコロジー領域の細胞治療製品の研究開発、製造および販売等について、全世界を対象とする非独占的な権利を許諾します。
IDファーマは本契約に基づいて、契約および開発に応じたロイヤリティを受け取ります。これらは、将来の当社グループの業績に大きく寄与する可能性があるものです。
2.契約の意義
CytoTune(R)-iPSに用いられているIDファーマの基盤技術であるセンダイウイルスベクターは、その安全性や細胞への導入効率性等を中心とした特長から、細胞治療・遺伝子治療・遺伝子ワクチン等、幅広い分野での研究開発が進んでいます。
IDファーマは、本契約のようにCytoTune(R)-iPSを活用したiPS細胞等の作製およびその商用利用を許諾するライセンス契約締結を推進し、基盤技術であるセンダイウイルスベクターを用いた新たな事業機会を創出できるものと考えております。
*以下は添付リリースを参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/654502/01_202305081709.pdf
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