ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部への〝特別軍事作戦〟を始めた2022年2月24日から、これだけの日にちがたった。
ウクライナ国内の一般市民や国外へ逃れた避難民は、戦禍の非日常をいまなお強いられている。がれきや黒煙に囲まれながらも続く彼らの営み。一日一日を捉えた現地の写真でつづった。
2023年2月
東部ドネツク州の要衝バフムトでは、侵攻1年を前にロシアの民間軍事会社「ワグネル」も加わるロシア軍が猛攻を仕掛ける。ウクライナ国内ではバイデン米大統領など軍事支援をする各国要人の電撃訪問が続く。
【2月20日(362日目)】シベルスクの町の通りにつくられた地元住民の墓(ドネツク州)=ロイター
【2月19日(361日目)】電力不足の中、夕暮れの道路を小さな明かりで渡る人たち(ミコライウ)=ロイター
【2月18日(360日目)】ロシア軍の攻撃で被害を受けた建物の地下にあるシェルターで、湯を沸かす地元住民(ブフレダル)=ロイター
【2月17日(359日目)】人通りのない道を歩く地元住民(バフムト)=ロイター
【2月16日(358日目)】バフムト付近に広がる、枯れて雪に埋もれたヒマワリの畑=ロイター
【2月15日(357日目)】ミサイル攻撃で大きな被害を受けた団地で、弟が救出されるのを見守る女性(ドネツク州ポクロフスク)=ロイター
【2月14日(356日目)】バレンタインデーの風船を背に、路上で話す女性(キーウ)=ロイター
【2月13日(355日目)】バフムトに近いミンキフカ村を離れ、避難するための列車の中で子どもたちと座る女性(ドネツク州ポクロフスク)=ロイター
【2月12日(354日目)】避難のため義理の息子に手助けを受けながら歩く女性。その後、避難中に病気で亡くなった(ドネツク州チャシフヤール)=ロイター
【2月11日(353日目)】ベラルーシとの国境付近でウクライナ軍、国家親衛隊と保安局の合同訓練に参加する兵士ら(リブネ地方)=ロイター
【2月10日(352日目)】地下鉄の駅構内に避難する子供たち(キーウ)=ロイター
【2月9日(351日目)】ポーランド政府がウクライナ国内避難民のために寄贈した仮設住宅で憩うドンバス地方の住民ら(リビウ)=ロイター
【2月8日(350日目)】前線近くでタバコを吸うウクライナの兵士(ドネツク州)=ロイター
【2月7日(349日目)】トルコとシリアで発生した地震の犠牲者への哀悼の意を記したボード(キーウのトルコ大使館)=ロイター
【2月6日(348日目)】ドネツク州のバフムト付近で、りゅう弾砲を発射するウクライナ軍の兵士ら=ロイター
【2月5日(347日目)】ドネツク州のバフムト郊外で避難中の牛を引っ張る住民=ロイター
【2月4日公開(346日目)】捕虜交換が行われたウクライナ軍兵士ら(撮影地不明)=ウクライナ軍参謀本部報道部提供・ロイター
【2月3日(345日目)】ロシア支配下のドネツク州ホルリウカで、砲撃による大きな被害を受けた中央市場で瓦礫を片付ける人たち=ロイター
【2月2日(344日目)】ロシアのミサイル攻撃で破壊された住宅ビルで救出作業に当たるレスキュー隊員(クラマトルスク)=ロイター
【2月1日(343日目)】前線近くの陣地で対空砲を搭載した軍用車両に乗るウクライナ軍の兵士(ドネツク)=ロイター
1月
正教会のクリスマスを新年1月7日に迎え、祝賀の雰囲気はわずかに漂った。戦況は変わらず、欧米から戦車の供与が表明され、ウクライナ内相の搭乗したヘリが墜落するなど緊張が増す。
【1月31日(342日目)】おもちゃを手に子供用の防弾チョッキとヘルメットを身につけ、避難の準備をする子ども(バフムト)=ロイター
【1月30日(341日目)】軍事病院へ見舞いに訪れたウクライナのゼレンスキー大統領とデンマークのフレデリクセン首相(ミコライウ)=ウクライナ大統領府報道部提供・ロイター
【1月29日(340日目)】町の中心部にあるストリートアーティストの作品の前でポーズをとる子ども(ブチャ)=ロイター
【1月28日(339日目)】ロシア軍の攻撃で被害を受けた住宅の中で凍ったバケツの水(ドネツク州チャシフヤール)=ロイター
【1月27日(338日目)】ドネツク州バフムトで任務にあたるウクライナ軍兵士=ロイター
【1月26日(337日目)】地下鉄の駅構内に避難する人たち(キーウ)=ロイター
【1月25日(336日目)】ヘリコプターに乗るウクライナ軍のパイロット(ドンバス地方)=ロイター
【1月24日(335日目)】バフムト付近の前線で、ロシア軍陣地に向けて自走砲を発射するウクライナ軍兵士=ロイター
【1月23日(334日目)】ドネツク州のバフムト付近で、上空に見えるミサイルの痕跡=ロイター
【1月22日(333日目)】教会で生後3カ月の子どもに洗礼を授けられる夫婦(ブチャ)=ロイター
【1月21日(332日目)】ヘリコプター墜落事故で亡くなったウクライナ内務相らの追悼式に出席するゼレンスキー大統領(キーウ)=ロイター
【1月20日(331日目)】ロシアのミサイル攻撃で被害を受けた幼稚園の一室(ドネツク州クラマトルスク)=ロイター
【1月19日(330日目)】正教会の祝日である公現祭を祝い、氷の上を歩く男性(ブチャ)=ロイター
【1月18日(329日目)】ヘリコプターが墜落した現場近くに供えられた花やぬいぐるみ(キーウ郊外)=ロイター
【1月17日(328日目)】ロシアのミサイル攻撃で死亡したウクライナのボクシングコーチの葬儀(ドニプロ)=ロイター
【1月16日(327日目)】大きな被害を受けた団地で、人道支援物資を入れた箱を渡す男性(ドニプロ)=ロイター
【1月15日(326日目)】暖房用の石炭をシャベルで取り分ける人たち(ドネツク州ニキフォリフカ村)=ロイター
【1月14日(325日目)】地下鉄の駅構内で音楽に合わせて踊る避難者(キーウ)=ロイター
【1月13日(324日目)】ベラルーシとの国境付近に設置された対戦車用の建造物(ボリン地方)=ロイター
【1月12日(323日目)】モスクワのクレムリンが燃える様子を描いた巨大な郵便切手のオブジェ前で、自撮りする男性(キーウ)=ロイター
【1月11日(322日目)】国家緊急サービス局内で、まきストーブの前に寝そべる犬(バフムト)=ロイター
【1月10日(321日目)】砲撃中に建物のすき間から外をうかがう女性(バフムト)=ロイター
【1月9日(320日目)】ロシアのミサイル攻撃で大きな被害を受けた市場の跡地で、がれきに横たわるぬいぐるみ(シェフチェンコベ)=ロイター
【1月8日(319日目)】正教会のクリスマスの賛美歌を歌うため、仮設宿泊所の集会所に集まった人たち(クラマトルスク)=ロイター
【1月7日(318日目)】ロシアの攻撃が続く中、枯れたヒマワリに積もる雪(バフムト)=ロイター
【1月6日(317日目)】公現祭を祝う行列に参加する地元住民ら(クリボリブニア村)=ロイター
【1月5日(316日目)】ウクライナ国旗を手に道路脇で遊ぶ子どもたち(バフムト)=ロイター
【1月4日(315日目)】正教会のクリスマスを前に人道支援団体からプレゼントを受け取る地下シェルターで暮らす子ども(バフムト)=ロイター
【1月3日(314日目)】前線付近で作戦行動を行う兵士ら(クレミンナ近郊)=ロイター
【1月2日(313日目)】戦死した兵士の遺体を捜索し家族の元に返す人道的活動「黒いチューリップ」に携わる男性ら(ヤンピル)=ロイター
2022年12月
クリスマスから年末にかけて、前線も市街地も装飾に彩られ、日常のありがたさを感じさせる。ロシアからの攻撃はやまず、死者や負傷者も増加の一途をたどる。
【12月31日(311日目)】キーウの聖ソフィア大聖堂前で大晦日を祝う人たち=ロイター
【12月30日(310日目)】ロシアの無人機の攻撃で被害を受けたアパートの一室に立つ地元住民(キーウ)=ロイター
【12月29日(309日目)】ミサイルの痕跡が残る空(キーウ)=ロイター
【12月28日(308日目)】ポーランド政府がウクライナ国内避難民のために寄贈した仮設住宅(リビウ)=ロイター
【12月27日(307日目)】バフムート付近でロシア軍との戦闘で死亡した、世界的に有名なゲームのデザイナーである夫の葬儀で涙を流す妻=ロイター
【12月26日(306日目)】バフムトの前線で激しい砲撃が行われる中、戦場でネズミを手に抱えるウクライナ兵=ロイター
【12月25日(305日目)】空襲警報が発令され、キーウの地下鉄駅構内でクリスマスキャロルを歌う地元住民=ロイター
【12月24日(304日目)】前線の塹壕(ざんごう)に飾られたクリスマスツリーの横を武器を持って歩くウクライナ軍兵士(バフムト)=ロイター
【12月23日(303日目)】ロシアによるインフラ攻撃で停電した美術学校で授業を受ける生徒たち(キーウ)=ロイター
【12月22日(302日目)】キーウの独立広場に並ぶ、外国人兵士を含む戦没者を表す旗=ロイター
【12月21日(301日目)】ドネツク州ソレダルで、近くでロシアの攻撃が続く中、地下室で料理をする人たち=AP
【12月20日(300日目)】砲撃された病院内で割れたガラスを掃除する女性(ドネツク)=ロイター
【12月19日(299日目)】聖ニコラスの日のお祝いで地元の子供たちを祝福するウクライナの兵士ら(スビャトヒルスク)=ロイター
【12月18日(298日目)】ビアレストランで、燃えるモスクワのクレムリン(大統領府)を描いたラベルの缶ビールを見せる従業員(リビウ)=ロイター
【12月17日(297日目)】キーウにあるソフィスカ広場に立つクリスマスツリー=ロイター
【12月16日(296日目)】ミサイルで損傷した住宅用建物の現場で作業するレスキュー隊員たち(クリビーリフ)=ロイター
【12月15日(295日目)】攻撃で大きな被害を受けた家屋の屋根を修理する作業員(キーウ州ボロディアンカ)=ロイター
【12月14日(294日目)】ロシアの無人機攻撃で破壊された建物の跡地で見つかった残骸(キーウ)=ロイター
【12月13日(293日目)】ミサイル攻撃で破壊された大学の教室(クラマトルスク)=ロイター
【12月12日(292日目)】地雷原を歩くウクライナ国家親衛隊地雷除去チームの隊員(ドネツク州北部)=ロイター
【12月11日(291日目)】ウクライナがロシアから奪還したドネツク州リマンで米製の軍用車両のそばを自転車で通り過ぎる男性=ロイター
【12月10日(290日目)】ロシアのミサイル攻撃で亡くなった人たちの慰霊碑のフェンスに供えられたぬいぐるみのそばを歩く家族(ドネツク州)=ロイター
【12月9日(289日目)】ヘルソンでの生存者と話すウクライナ戦争犯罪チーム性暴力担当副長と心理学者=ロイター
【12月8日(288日目)】ロシアの攻撃で破壊された正教会の瓦礫に覆われた鐘(ドネツク州)=ロイター
【12月6日(286日目)】ロシア支配下のドネツクで、砲撃されたビルにあるカフェから瓦礫を撤去する女性=ロイター
【12月5日(285日目)】ロシアのミサイル攻撃による停電で、ろうそくをともした小さな店で客を待つ店員(オデッサ)=ロイター
【12月4日(284日目)】砲撃により、電気、水、暖房がなくなったアパートの地下で、お茶を入れるために湯が沸くのを待つ女性(シヴェルスク)=ロイター
【12月3日(283日目)】ロシアの軍事目標への攻撃を待ちながら、たき火で暖をとるウクライナ軍の司令官(バフムト付近)=ロイター
【12月2日(282日目)】ウクライナ軍傘下のロシア自由軍団のバッグに付けられた、青と白のロシア自由軍団旗などのパッチ(バフムト近郊)=ロイター
【12月1日(281日目)】ウクライナ軍で活躍する狙撃兵(ドンバス地方)=ロイター
2022年11月
ウクライナの発電設備が攻撃されて停電が相次ぎ、越冬の厳しさが予見された。一方、ロシア側の市民や兵士の様子が現地のフォトジャーナリストから頻繁に届くようになった。
【11月30日(280日目)】ウクライナのドンバス地方北部で、仲間とともに陣地近くの建物に一時的に滞在し、休憩するウクライナ軍兵士=ロイター
【11月29日(279日目)】ウクライナ南部ドンバス地域の最前線で、ロシア軍の標的に向けて砲撃準備をするウクライナ軍の戦車=ロイター
【11月28日(278日目)】ロシア支配下のドネツク州で行われた慰労式で、功労賞を手に笑顔を見せる学生などロシア側の徴集兵=ロイター
【11月27日(277日目)】NASAの宇宙飛行士が小児病院を訪問し、記念撮影する患者の子どもたち(キーウ)=ロイター
【11月26日(276日目)】何百万人もの餓死者を出した1932年から33年の飢饉の記念式典で、犠牲者の記念碑にロウソクを立てる女性と少女(キーウ)=ロイター
【11月25日(275日目)】ドローンを試験飛行させキャッチするウクライナ軍兵士(バフムト付近)=ロイター
【11月24日(274日目)】ロシアのミサイル攻撃を受けて停電し、ロウソクで照らされたパブに座る人たち(リビウ)=ロイター
【11月23日(273日目)】重要なインフラがロシアのミサイル攻撃で破壊され、停電した市街地(リビウ)=ロイター
【11月22日(272日目)】解放されたへルソンから持ち込まれたロシアのプロパガンダポスターの展示の前を歩く男性(キーウ)=ロイター
【11月21日(271日目)】ロシア軍のへルソン撤退後、ドニプロ川付近で水を補給する人たち=ロイター
【11月20日(270日目)】ロシア軍のへルソン撤退後、ウクライナで最初に再開されたスーパーマーケットで買い物をする人たち=ロイター
【11月19日(269日目)】ロシア軍の攻撃により破壊され、電気も暖房も水道もないアパートで地元住民が食べていた冷凍食品(ホレンカ村)=ロイター
【11月18日(268日目)】へルソンの自由広場で演奏するウクライナの音楽家、コリャ・セルガ=ロイター
【11月17日(267日目)】地元住民がウクライナのSIMカードに切り替え、廃棄されたロシア製SIMカード(へルソン)=ロイター
【11月16日(266日目)】ロシア軍のへルソン撤退後、市街地で国旗にサインするウクライナ軍関係者=ロイター
【11月15日(265日目)】クリスマスと新年のお祝いのために電飾を取り付ける作業員(キーウ)=ロイター
【11月14日(264日目)】ロシア軍がへルソンを撤退した後、川の水をボトルにくむ人たち=ロイター
【11月13日(263日目)】戦闘で大きな被害を受けたウクライナのホレンカ村で、バンクシーの特徴的なスタイルの新しいグラフィティが描かれた壁=ロイター
【11月11日(261日目)】ウクライナ軍が奪還したブラホダトネ村の旧陣地で、ロシア兵が住んでいた地下室(ヘルソン地方)=ロイター
【11月10日(260日目)】ロシア軍の攻撃により被害を受けたウクレネルゴの高圧変電所を監視する作業員(ウクライナ中央部)=ロイター
【11月9日(259日目)】アパートの外で息子と調理していた際、砲撃に遭い死亡した孫娘の墓前で悲しむ祖父(マリウポリ郊外)=ロイター
【11月8日(258日目)】キーウ近郊のモシュチュン村のバス停で休む女性=ロイター
【11月7日(257日目)】ロシア支配下のドネツクにある住宅のバルコニーでロシア国旗の横でたばこを吸う男性=ロイター
【11月6日(256日目)】聖ヴォロディミール大聖堂の日曜ミサに出席するウクライナ正教会の信者ら(キーウ)=ロイター
【11月5日(255日目)】インタビューに応じるバフムト市民行政の第一副長官(ドネツク州)=ロイター
【11月4日(254日目)】破壊されたロシア軍の自走榴弾砲に付けられたウクライナ国旗色のリボン(キーウ)=ロイター
【11月3日(253日目)】捕獲したロシアの歩兵戦闘車両を修理するウクライナ国家親衛隊の隊員(ハリコフ地方)=ロイター
【11月2日(252日目)】ロシア支配地域のへルソン地域から避難して鉄道駅に到着した犬を抱く少女(クリミア)=ロイター
【11月1日(251日目)】ロシアのミサイル攻撃により破壊された住宅(ミコライウ)=ロイター
2022年10月
防空壕(ごう)や地下鉄の駅で身を守る市民生活が続く。ロシアは、放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」をウクライナが使う恐れがあると主張。一方、ウクライナ政府は、ロシアによる「偽旗作戦」で使用されることを警戒した。
【10月31日(250日目)】支援物資を受け取る前に両手でハート型を作る子ども(ドンバス)=ロイター
【10月30日(249日目)】ウクライナ軍を支援するキャンペーンでキャンドルを作る地元住民(キーウ)=ロイター
【10月29日(248日目)】前線近くの村に滞在するウクライナ軍兵士のベッド横に置かれている小銃(ドネツク州)=ロイター
【10月28日(247日目)】畑に咲くひまわり(バフムト)=ロイター
【10月27日(246日目)】ウクライナ軍が撤去・回収した地雷の爆破処理(ハリコフ地方)=ロイター
【10月26日(245日目)】家々は破壊された住人がいなくなった村で、半年間滞在した小さな貯蔵庫から顔を出した男性(ツピフカ)=ロイター
【10月25日(244日目)】ミサイル攻撃を受け地下鉄駅内に避難する人たち(キーウ)=ロイター
【10月24日(243日目)】前線近くの村人のためにまきストーブをつくるボランティア(ミコライウ)=ロイター
【10月23日(242日目)】ロシア支配下のへルソン市から避難し、クリミアへ向かうバスに乗る少年=ロイター
【10月22日(241日目)】ロシア支配下のヘルソン地方で、オレシキーの町を出発する貨物ボートに座る男性=ロイター
【10月21日(240日目)】ウクライナ軍が回収したロシア軍の発射したロケット弾の残骸(ハリコフ地方)=ロイター
【10月20日(239日目)】ロシアが支配するウクライナのヘルソン地方から避難してきた市民(クリミア)=ロイター
【10月19日(238日目)】ウクライナ防衛軍が撃墜したとされるミサイルの一部(チェルニヒウ州)=ウクライナ軍報道部提供・ロイター
【10月18日(237日目)】ウクライナ軍が奪還した町クピャンスクで見つかった壁に「Z」の文字が描かれた倉庫=ロイター
【10月17日(236日目)】停電中のスーパーマーケットで買い物をする人たち(ハルキウ)=ロイター
【10月16日(235日目)】弾丸や破片の痕跡で覆われた建物の壁に絵を描くウクライナのアーティスト(クピャンスク)=ロイター
【10月15日(234日目)】ドローンに発見されないよう戦車を擬装するウクライナの兵士(ハリコフ州)=ロイター
【10月13日(232日目)】ロシアのウクライナ攻撃で死亡したジョージア(グルジア)人義勇兵の葬儀で悲しみに暮れる親族ら(キーウ)=ロイター
【10月12日(231日目)】防空壕の中で生後6カ月の息子にミルクを与える母親(ハルキウ)=ロイター
【10月11日(230日目)】キーウがロシアのミサイル攻撃を受け、地下鉄の駅構内に避難する人たち=ロイター
【10月10日(229日目)】ロシアのミサイル攻撃で被害を受けた建物(ドニプロ)=ロイター
【10月9日(228日目)】ロシアのミサイル攻撃で大きな被害を受けた住宅地の跡地に座り込み肩を落とす住民(ザポリージャ州)=ロイター
【10月8日(227日目)】炎上するクリミア大橋を描いた作品の横でポーズをとる女性(キーウ)=ロイター
【10月7日(226日目)】ウクライナ軍が解放したばかりの町近くの教会内で、正教会のイコンを手にする兵士(ドネツク州)=ロイター
【10月6日(225日目)】ウクライナ当局がイラン製自爆ドローンと見なす無人航空機の部品を点検する警察官(ハルキウ)=ロイター
【10月5日(224日目)】地元当局がロシアによるイラン製自爆ドローンで被害を受けたとする建物を壁の穴からのぞき込む地元住民(キーウ州)=ロイター
【10月4日(223日目)】ロシアが支配するウクライナのドネツク州の射撃場で練習する動員されたばかりのロシア人予備役兵=ロイター
【10月3日(222日目)】ロシアのミサイル攻撃で破壊された橋の上で携帯電話を使う男性(ドネツク州)=ロイター
【10月2日(221日目)】解放されたカミアンカ村へ避難先から戻り抱き合う隣人たち(ハリコフ地方)=ロイター
【10月1日(220日目)】キーウの独立広場で、捕虜の早期解放を求める集会に参加するウクライナ兵の親族ら=ロイター
2022年9月
ウクライナ西部4地域では〝住民投票〟の結果によりロシアへの併合が進められた。逆にロシアから奪還、解放された地域では、支援物資に群がる市民の姿が見られた。
【9月30日(219日目)】ミコライウ地方でロシアによる砲撃後に発生した火災=ウクライナ国家緊急事態庁提供・ロイター
【9月29日(218日目)】ウクライナ軍のために寄付を集め、ザポリージャで軍人たちと記念撮影をする旧ソ連軍の退役軍人=ロイター
【9月28日(217日目)】ロシア軍の攻撃で破壊された貨物鉄道駅(ハルキウ)=ロイター
【9月27日(216日目)】クリミアのセバストポリで、ウクライナのロシア支配地域のロシアへの併合を問う「住民投票」で投票用紙を数える地元選挙管理委員会のスタッフ=ロイター
【9月26日(215日目)】ザポリージャ州のウクライナからの分離独立を問う「住民投票」で、有権者のパスポートを確認する地方選挙管理委員会のスタッフ=ロイター
【9月25日(214日目)】「ドネツク人民共和国」のロシア編入を問う「住民投票」で、投票箱と書類を持って歩く選挙管理委員(マリウポリ)=ロイター
【9月24日(213日目)】マリウポリの集合住宅で洗濯物を干す地元住民=ロイター
【9月23日(212日目)】破壊された自宅で家財を探す男性(ドリナ村)=ロイター
【9月22日(211日目)】砲撃の跡に雨水をためて育てられる木の苗(ハルキウ)=ロイター
【9月21日(210日目)】ザリマン村に戻るため壊れた橋を渡る地元住民(ハルキウ)=ロイター
【9月20日(209日目)】ウクライナ軍によって解放されたイジュームで住民に食料を配る救援ボランティア=ロイター
【9月19日(208日目)】捕獲したロシア軍の戦車を指さすウクライナ軍の兵士(ハルキウ)=ロイター
【9月18日(207日目)】ロシアが侵攻時に仮設した刑務所と拷問室だったとウクライナ当局が発表した建物の地下室(ハリコフ地方)=ロイター
【9月17日(206日目)】父親と夫をウクライナに残して避難したアパートで、娘の髪をとくウクライナ人女性(スペイン・マドリード)=ロイター
【9月15日(204日目)】破壊されたロシアの多連装ロケット発射システムのそばに放置されたウエディングドレス(ハリコフ地方)=ロイター
【9月14日(203日目)】ウクライナ軍が反攻作戦で解放したイジュームの町付近の道路(ハルキウ)=ウクライナ軍報道部提供・ロイター
【9月13日(202日目)】ウクライナ軍によって解放されたばかりのハリコフ地方の町で支援物資を配る車に群がる人たち=ロイター
【9月12日(201日目)】ゾロチフの町で犬を抱き上げるウクライナ軍兵士(ハリコフ地方)=ロイター
【9月11日(200日目)】空爆で破壊された住居で家財を回収する男性(ミコライウ)=ロイター
【9月10日(199日目)】沈んだ科学調査船のそばで釣りをする男性(ミコライウ)=ロイター
【9月9日(198日目)】公園のステージで踊る新婚の兵士と花嫁(ドニプロ)=ロイター
【9月8日(197日目)】ロシア軍のヘリコプターが飛行するのを背に自撮りをする女性(ドネツク州)=ロイター
【9月7日(196日目)】射撃場の弾薬箱の前を歩く「ドネツク人民共和国」軍の兵士(ドネツク郊外)=ロイター
【9月6日(195日目)】ボランティアから配られる食料に並ぶ人たち(ハルキウ)=ロイター
【9月5日(194日目)】ウクライナ東部のバフムトから移動するウクライナ軍の車両(ドネツク州)=ロイター
【9月4日(193日目)】週末にウクライナ軍のために大量の迷彩ネットを作成するウクライナ人(リビウ)=ロイター
【9月3日(192日目)】文化施設からがれきを撤去するボランティア団体「リペア・トゥギャザー」のメンバーら(チェルニヒウ)=ロイター
【9月2日(191日目)】ロシア軍に殺害された身元不明の人の墓に番号入りの十字架を立てるボランティア(キーウ州ブチャ)=ロイター
【9月1日(190日目)】新学期の始業式に出席する小学生(キーウ州ブチャ)=ロイター
2022年8月
ウクライナが侵攻を受けてからちょうど半年となる8月24日は、旧ソ連からの独立記念日。これほど攻撃を受け続けても、ダンス、絵画、舞台そして教育など文化的な活動を市民が支える。
【8月31日(189日目)】喫茶店で水たばこを吸うウクライナの兵士ら(ドネツク州)=ロイター
【8月30日(188日目)】ロシア支配下の都市エネルホダル郊外にたたずむザポリージャ原子力発電所(ザポリージャ州)=ロイター
【8月29日(187日目)】自治体の飲料水配布所で配給を待つ少年(コスティアンティニフカ)=ロイター
【8月28日(186日目)】前線に隣接する村で、榴散弾の跡が残る門の後ろから外を見るウクライナ人の子供(ドネツク州)=ロイター
【8月27日(185日目)】キーウ中心部のレイブパーティーで踊る人たち=ロイター
【8月26日(184日目)】キーウ中心部のカフェで憩う人たち=ロイター
【8月25日(183日目)】芸術劇場の地下の仮設ステージで行われた、ロシアの侵攻による開戦後初の公演(ミコライウ)=ロイター
【8月24日(182日目)】独立記念日に独立広場に立つゼレンスキー大統領(キーウ)=ウクライナ大統領府報道部提供・ロイター
【8月23日(181日目)】「国旗の日」を記念してウクライナ最大の国旗の掲揚式に出席する儀仗兵(キーウ)=ウクライナ大統領府報道部提供・ロイター
【8月22日(180日目)】ロシアによる爆撃の影響で授業はオンラインで行われ、新学期を前に学校で話す教師と校長(ミコライウ)=ロイター
【8月21日(179日目)】ウクライナの独立記念日を祝うため、破壊されたロシア軍の車両を展示する会場に集まった人たち(キーウ)=ロイター
【8月20日(178日目)】壊れたロシア軍の車両を展示する会場で遊ぶ少年(キーウ)=ロイター
【8月19日(177日目)】路上に置かれた対戦車障害物に絵を描くウクライナのアーティスト(キーウ)=ロイター
【8月18日(176日目)】ドネツク州のクラマトルスクで攻撃を受けた自宅の屋根を修復する男性=ロイター
【8月17日(175日目)】原子力発電所への砲撃が行われる中、原子力災害対応訓練に参加する国家緊急事態庁メンバーら(ザポリージャ)=ロイター
【8月16日(174日目)】前線から約20キロ離れたバフムト付近で、乳搾り前の牛を抱える酪農家(ドネツク州)=ロイター
【8月15日(173日目)】バフムト付近で軍用トラックに牽引される戦車に乗るウクライナ軍兵士(ドネツク州)=ロイター
【8月14日(172日目)】ドネツク州クラマトルスクで、歩行器をたよりに娘の家に向かう高齢女性=ロイター
【8月13日(171日目)】閉鎖されたビーチに設置された地雷の危険を警告する看板(オデッサ)=ロイター
【8月12日(170日目)】住宅地の空き地の隣で会話する親子(ドネツク州クラマトルスク)=ロイター
【8月11日(169日目)】ロシア軍の攻撃で破損した車を掃除する男性(ハルキウ)=ロイター
【8月10日(168日目)】ロシアの攻撃で破壊され、様々な場所から集められた車にペイントを施すアーティスト(キーウ地方イルピン)=ロイター
【8月9日(167日目)】軍の病院で負傷したウクライナ人兵士を治療する医療従事者(ドネツク州)=ロイター
【8月8日(166日目)】ハリコフ地方の村でトラックにまきを積み込む若者たち=ロイター
【8月7日(165日目)】穀物輸出が再開、チョルノモルスク港に入港するバルバドス船籍の貨物船=ロイター
【8月6日(164日目)】ロシアのミサイル攻撃で避難のため荷物をバンに積み込む地元の人たち(コスティアンティニフカ)=ロイター
【8月5日(163日目)】ドネツク郊外の刑務所で捕虜を殺害したロシアをテロ支援国家と認定するよう要求する集会で、参加者が掲げたウクライナ国旗(キーウ)=ロイター
【8月4日(162日目)】一部閉鎖されたマーケットでウズラの卵を買う男性(クラマトルスク)=ロイター
【8月3日(161日目)】ロシア支配下の都市メリトポリの動物園で飼育されているダチョウ(ザポリージャ州)=ロイター
【8月2日(160日目)】ハリコフ地方の前線でロケット弾を発射するウクライナ軍の車両=ロイター
2022年7月
家族や大切な場所を失い、途方に暮れる人もいれば、気丈に振る舞ったり、明るく過ごしたりする人も。キリスト教やイスラム教の礼拝は、場所を問わず行われていた。
【7月31日(158日目)】川のほとりで写真を撮る人たち(ドニプロ)=ロイター
【7月30日(157日目)】外出禁止令発出前に町の通りを歩く、風船を持った少年(オデッサ)=ロイター
【7月29日(156日目)】ドネツク州の集落付近で小麦畑を横切るロシア軍のトラック=ロイター
【7月28日(155日目)】ウクライナ建国記念日にロシア軍との戦闘で死亡した兵士の墓を訪れた遺族(リビウ)=ロイター
【7月27日(154日目)】防空壕の中で空襲警報行動訓練を行う士官学校の学生たち(キーウ)=ロイター
【7月26日(153日目)】ハルキウで最も被害を受けた住宅地にある地下室に残り、亡き夫に贈られたメダルを並べる女性=ロイター
【7月25日(152日目)】攻撃された中央文化会館で遺体の捜索活動中、座りこむ消防士(ハリコフ州)=ロイター
【7月24日(151日目)】ロシア支配下のヘルソンで水遊びをする少年たち=ロイター
【7月23日(150日目)】破壊された文化施設でがれきを取り除く間、アーティストが演奏するボランティア運動「リペア・トゥギャザー」(チェルニヒウ)=ロイター
【7月22日(149日目)】破壊されたロシア戦車が残る裏庭に立つ男性(キーウ州)=ロイター
【7月21日(148日目)】ロシア軍の攻撃で破壊されたバスの中をのぞく警察官(ハルキウ)=ロイター
【7月20日(147日目)】大雨の後、虹がかかった聖パンテレイモン教会(ハルキウ)=ロイター
【7月18日(145日目)】避難した家族が残した猫を抱き上げる地下に住む女性(ハルキウ)=ロイター
【7月17日(144日目)】ザポリージャ州とドネツク州の境界にある前線近くの畑で焼けた小麦の穂=ロイター
【7月16日(143日目)】前線から約6キロ離れた町でがれきの隙間から見える家族写真(ハリコフ州)=ロイター
【7月15日(142日目)】ロシアのミサイル攻撃を受けた現場で行方不明者のポスターを貼る男性(ビニツィア)=ロイター
【7月14日(141日目)】製鉄所の圧延設備で働く従業員(ザポリージャ州)=ロイター
【7月13日(140日目)】攻撃で被害を受けた市場で衣類や靴の袋を並べる男性(ハルキウ)=ロイター
【7月12日(139日目)】ロシア軍の攻撃で損壊したスタジアムのスタンド(バフムト)=ロイター
【7月11日(138日目)】軍事攻撃を受けたビルでがれきの撤去作業を見守る消防士(ハルキウ)=ロイター
【7月10日(137日目)】ロシア軍の攻撃で被害を受けた住宅で救出作業をする救助隊員ら(ドネツク州)=ロイター
【7月9日(136日目)】モスクで礼拝に参加するイスラム教徒たち(クリミア)=ロイター
【7月8日(135日目)】市街地に展示された撤退したウクライナ軍の戦車や武器(ルハンスク州)=ロイター
【7月7日(134日目)】軍の攻撃で破壊されたのアパートの中で、掃除をする女性(クラマトルスク)=ロイター
【7月6日(133日目)】大きな被害を受けたスタジアムで行われたトレーニングに参加し、傷痕の残るピッチに座るサッカークラブの子供(キーウ郊外)=ロイター
【7月5日(132日目)】破壊されたアパート跡近くで布団を干す地元住民(ルハンスク州)=ロイター
【7月4日(131日目)】被害を受け壊れた店舗の窓ごしに見えるイコン(ルハンスク州)=ロイター
【7月3日(130日目)】ドイツに滞在している娘と妻に、消防署からビデオ通話で連絡をとる署長(ハルキウ)=ロイター
【7月2日(129日目)】市場で買い物をする人たち(ドネツク州コスティアンティニフカ)=ロイター
【7月1日(128日目)】前線にある作戦基地で、キリストのイコンのそばに置かれた手榴弾(ハリコフ地方)=ロイター
2022年6月
小麦の収穫が近づく季節。容赦ない広範囲の攻撃で、畑の周りも戦火は広がり続け、ミサイル攻撃の残骸が転がっていた。民間施設への砲撃も後を絶たない。
【6月30日(127日目)】ロシア軍との戦闘で死亡したウクライナ軍兵士の葬儀に参列する人たち(バビンツィ村)=ロイター
【6月29日(126日目)】ミサイル攻撃を受けて破壊された住宅から犬を救出するレスキュー隊員(ミコライウ)=ウクライナ国家緊急事態局提供・ロイター
【6月28日(125日目)】ポルタヴァ地方にあるクレメンチュクとされる場所で、ショッピングモールに着弾するロシアのミサイル= CCTV via Instagram @zelenskiy_official提供・ロイター
【6月27日(124日目)】一晩中砲撃を受けた学校で、校庭に吹き飛ばされたドアノブ(ハルキウ)=ロイター
【6月26日(123日目)】ロシアのミサイル攻撃を受けた住宅から住民を避難させるレスキュー隊員(キーウ)=ロイター
【6月25日(122日目)】暗闇に包まれるハルキウの街並み。ロシア軍の攻撃を防ぐため住民が消灯を心がける=ロイター
【6月24日(121日目)】教育機関のスポーツ施設が砲撃され、被害状況を調査する担当者(ハルキウ)=ロイター
【6月23日(120日目)】アパートに残る不発弾の撤去を行う専門チーム(ハルキウ)=ロイター
【6月22日(119日目)】大麦を倉庫に降ろすトラック運転手(オデッサ州)=ロイター
【6月21日(118日目)】小麦畑の裏で数日間続くガス処理工場の火災(ハリコフ州)=ロイター
【6月20日(117日目)】セベロドネツク市の工業地帯で、犬を連れてパトロールするウクライナ軍兵士=ロイター
【6月19日(116日目)】セベロドネツク市郊外の川を渡るウクライナ軍兵士ら=ロイター
【6月18日(115日目)】友人や家族、同僚兵士らが参列した兵士の埋葬式(キーウ)=ロイター
【6月17日(114日目)】ハルキウ郊外で訓練に参加するウクライナ領土防衛隊の兵士ら=ロイター
【6月16日(113日目)】キーウ近郊を訪問するドイツのショルツ首相、フランスのマクロン大統領、ルーマニアのヨハニス大統領、イタリアのドラギ首相ら=ロイター
【6月15日(112日目)】砲撃された車両基地に置かれたままの路面電車(ハルキウ)=ロイター
【6月14日(111日目)】前線で食事をするウクライナ軍兵士(ドネツク州)=ロイター
【6月13日(110日目)】砲撃された学校の体育館(ミコライウ)=ロイター
【6月12日(109日目)】塹壕(ざんごう)の食堂に飾られているウクライナ人兵士の子どもたちが送った絵や手紙(ミコライウ)=ロイター
【6月10日(107日目)】砲撃の後に煙が立ち昇り、誰もいない通りを自転車で走る子連れの男性(ルハンスク州)=ロイター
【6月9日(106日目)】飲料水をくむために並ぶ住民ら(ミコライウ)=ロイター
【6月8日(105日目)】冬小麦の畑に放置されたロシア軍の弾道ミサイルの残骸(ドネツク州)=ロイター
【6月7日(104日目)】ミサイル攻撃で破壊されたアパートの壁に残る血痕(スラビャンスク)=ロイター
【6月6日(103日目)】貧困など特別な支援が必要な人のための施設で昼食に用意されたスープ(オデッサ)=ロイター
【6月5日(102日目)】兵器が運び込まれたとしてロシアがミサイルで攻撃した鉄道貨車修理工場(キーウ)=ロイター
【6月4日(101日目)】砲撃により民間飛行場の格納庫前にできたクレーター(ハルキウ郊外)=ロイター
【6月3日(100日目)】ドネツク州への砲撃で空中爆発する焼夷弾=ロイター
【6月2日(99日目)】ロシアによる攻撃でアパートに開いた穴(キーウ郊外イルピン)=ロイター
【6月1日(98日目)】ポーランド政府の援助による仮設住宅のオープニングセレモニーに参加した人たち(キーウ近郊ボロディアンカ)=ロイター
2022年5月
東部マリウポリはロシアに掌握され、ウクライナの戦闘部隊「アゾフ大隊」がアゾフスターリ製鉄所で降伏し移送された。国内各地でも町が無残な姿となっても人の営みは続く。
【5月31日(97日目)】水場に飛び込んでリフレッシュする地元の若者たち(ドネツク州クラマトルスク近郊)=ロイター
【5月30日(96日目)】ロシア軍占領下のクピャンスクの町から、崩れた道路のわきを移動する避難バスの車列(ハルキウ郊外)=ロイター
【5月29日(95日目)】聖ミカエル大聖堂の壁に飾られた、死亡した兵士の写真を見る女性(キーウ)=ロイター
【5月28日(94日目)】太陽光発電所を砲撃され、クレーターの中を歩く経営者(ハルキウ郊外)=ロイター
【5月27日(93日目)】リビウ国立歌劇場の前で、応急処置の訓練に参加する人たち=ロイター
【5月26日(92日目)】ルハンスク州ポパスナの町で、被害を受けた作業場の庭に並ぶ墓石=ロイター
【5月25日(91日目)】前線に出発する日に自宅で撮影された領土防衛隊メンバーの軍用ブーツ(キーウ)=ロイター
【5月24日(90日目)】製粉所で回収されたロケット弾の残骸のそばに咲くタンポポ(チェルニヒウ州)=ロイター
【5月23日(89日目)】反ロシアの記念切手「スネークアイランド」の新シリーズ(キーウ)=ロイター
【5月22日(88日目)】家の近くでウクライナ軍ごっこをする子供たち(キーウ州ストイアンカ村)=ロイター
【5月21日(87日目)】破壊されたロシア軍の車両を展示する会場で、戦闘車両を見る子供(キーウ)=ロイター
【5月20日(86日目)】マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で降伏し、親ロシア派武装勢力に護衛されてドネツク州に到着したウクライナ兵=ロイター
【5月19日(85日目)】被害を受けた村に戻りイチゴ畑の手入れをする村人(キーウ州)=ロイター
【5月18日(84日目)】ハリコフ地方のスラティネ村で避難民の犬のエサを作りながら、たばこを吸う男性=ロイター
【5月17日(83日目)】被害を受けたサルティブカ地区のブランコに乗せられたテディベア(ハルキウ)=ロイター
【5月16日(82日目)】親ロシア派武装勢力に護衛され、バスでアゾフスターリ製鉄所からノボアゾフスクに到着したウクライナ軍負傷兵=ロイター
【5月14日(80日目)】国内避難民の登録・人道支援センターに到着したマリウポリからのウクライナ避難民(ザポリージャ)=ロイター
【5月13日(79日目)】旧ソ連当局が建設した彫刻を解体し、写真を撮る作業員(リビウ州チェルボノフラード)=ロイター
【5月12日(78日目)】アゾフスターリ製鉄所の救助活動を求める抗議行動に参加したアゾフ大隊メンバーの家族(キーウ)=ロイター
【5月11日(77日目)】マリウポリにあるアゾフスターリ製鉄所の工場で起きた爆発=ロイター
【5月10日(76日目)】負傷者を避難させるための特別装備列車に乗り込む国境なき医師団の医療従事者ら(ドニプロ市)=ロイター
【5月9日(75日目)】迫撃砲を撃つウクライナ軍兵士(ハリコフ地方)=ロイター
【5月8日(74日目)】ウクライナを訪問し、地下鉄駅構内で歌う人気ロックバンド「U2」のボノ氏(キーウ)=ロイター
【5月7日(73日目)】破壊されたロシアの戦車の上に立つ子ども(キーウ州マカリブ近郊)=ロイター
【5月6日(72日目)】アパートの壁面に描かれた絵画(ドネツク州バフムト)=ロイター
【5月5日(71日目)】銃撃により破損した公務員の写真が貼られた看板=ロイター
【5月4日(70日目)】砲撃で破壊された住宅の庭に咲く花(キーウ郊外イルピン)=ロイター
【5月3日(69日目)】破壊され、地面に埋もれたロシア戦車の砲塔(キーウ州ザリシア)=ロイター
【5月2日(68日目)】避難民登録センターに到着したマリウポリ地区からのウクライナ避難民の飼い犬(ザポリージャ)=ロイター
【5月1日(67日目)】キーウ郊外の墓地で、夫の墓の前で息子と抱き合う女性=ロイター
2022年4月
日常化した過酷な環境でも、遊んだりお祝いをしたりとたくましく生きる子どもたち。首都近郊ブチャでは民間人の大量殺害、マリウポリでは集団墓地の存在が明らかになっていた。
【4月30日(66日目)】破壊された自宅へ毎日避難先から通い、使える物を探す女性(チェルニヒウ郊外)=ロイター
【4月29日(65日目)】ロシア軍により破壊されたアパート(キーウ郊外イルピン)=ロイター
【4月28日(64日目)】被害を受けた建物の外に座る地元住民(マリウポリ)=ロイター
【4月27日(63日目)】チェルニヒウ州コリチフカ村で、破壊されたロシア軍トラックの中で遊ぶ少年=ロイター
【4月26日(62日目)】防弾ベストとヘルメットをつけて農作業をするウクライナ人の男性(ザポリージャ地方)=ロイター
【4月25日(61日目)】マリウポリにあるアゾフスターリ製鉄所の工場で上がる煙=ロイター
【4月24日(60日目)】正教会で復活祭の礼拝を終えて外に出る信者ら(マリウポリ)=ロイター
【4月23日(59日目)】地下鉄の駅構内で記者会見に臨むウクライナのゼレンスキー大統領(キーウ)=ロイター
【4月22日(58日目)】復活祭のお祝いに伝統的な方法でイースターエッグを塗る少年(キーウ)=ロイター
【4月21日(57日目)】残された地雷や不発弾を探す工兵ら=ロイター
【4月20日(56日目)】破壊されたチェルニヒウ・ヤヒドネ村の住宅跡に残るミシン=ロイター
【4月19日(55日目)】ロケット弾の残骸の横を歩くコウノトリ(キーウ州クハリ村)=ロイター
【4月18日(54日目)】マリウポリにある住宅の中庭で髪を切る住民=ロイター
【4月17日(53日目)】復活祭直前の日曜日に、教会で聖水を浴びるウクライナ軍の兵士ら(リビウ)=ロイター
【4月16日(52日目)】ミサイルが直撃したルハンスク州の製油所で消火活動を行う消防士=ロイター
【4月15日(51日目)】ウクライナ兵を支援する資金を集めるため、おもちゃを売るドネツクからの避難民とその友人の子どもたち(オデッサ)=ロイター
【4月14日(50日目)】オデッサの市街地で取り外されたロシアの都市への誘導標識=ロイター
【4月13日(49日目)】ボランティアによって設置された避難所の前で戦車のおもちゃを手にするウクライナの少年=ロイター
【4月12日(48日目)】リビウ州ステブニクで行われた、ロシアの侵攻で死亡したウクライナ軍人の葬儀に参列する弔問客ら=ロイター
【4月11日(47日目)】リビウ行きの列車に乗る避難民ら(スラビャンスクの駅)=ロイター
【4月10日(46日目)】アパートの横につくられた墓地(マリウポリ)=ロイター
【4月9日(45日目)】ルハンスク州での砲撃による死者の葬儀に参列した人たち(リビウ)=ロイター
【4月8日(44日目)】ブチャを訪れ、集団墓地近くの教会でロウソクを灯すEU欧州委員長のウルズラ・フォンデアライエン氏=ロイター
【4月7日(43日目)】ポーランド政府から人道支援として提供された仮設住宅を建設する作業員(リビウ)=ロイター
【4月6日(42日目)】避難先の学校地下室で過酷な環境のため亡くなった人たちの名前が記された壁と扉(チェルニヒウ近郊)=ロイター
【4月4日(40日目)】国境を越え、暖を取るウクライナ避難民の子どもたち(ポーランド・メディカ)=ロイター
【4月3日(39日目)】破壊されたマリウポリの劇場内部=ロイター
【4月2日(38日目)】破壊された家屋でストーブの上に置かれたやかん(キーウ州コザロヴィチ村)=ロイター
【4月1日(37日目)】キーウ地方から救出され、仮設の馬小屋に移送された馬(リビウ近郊)=ロイター
2022年3月
停戦協議を何度重ねても戦闘は続いた。銃を手に取る、火炎瓶を投げる、迷彩ネットを編む、土のうで街のシンボルを囲う――。ウクライナを守る市民のさまざまな姿が見られた。
【3月31日(36日目)】砲撃で壊れた車の窓から、ジャーナリストの取材に応じる男性(イルピン)=ロイター
【3月30日(35日目)】織物工場で軍用の生地に刺しゅうされるウクライナ国旗=ロイター
【3月29日(34日目)】キーウ近郊の前線で休息するウクライナ軍兵士=ロイター
【3月28日(33日目)】廃墟と化した地域で、砲撃により被害を受けた建物の窓から風にたなびくカーテン(ハルキウ)=ロイター
【3月27日(32日目)】ミサイル攻撃を受けた燃料貯蔵施設で消火作業をする消防隊員(リビウ)=ウクライナ国家緊急事態庁提供・ロイター
【3月26日(31日目)】空爆を受け煙に包まれるリビウの町=ロイター
【3月25日(30日目)】空襲から身を守るため、地下鉄の駅で眠る男性(キーウ)=ロイター
【3月24日(29日目)】マリウポリで地元住民の前を通過する親ロシア派の装甲車=ロイター
【3月23日(28日目)】被害を受けた建物の前で遊ぶ子どもたち(マリウポリ)=ロイター
【3月22日(27日目)】リビウ工科大学で、ウクライナ軍のために迷彩ネットを編む女性=ロイター
【3月21日(26日目)】ショッピングセンターで起きた爆破事件の現場で捜索活動に当たる消防士ら(キーウ)=ロイター
【3月20日(25日目)】ポーランドのブドミエシュの国境で砂遊びをするウクライナ人の少女=ロイター
【3月19日(24日目)】避難所となっているポーランドの小学校体育館で、子どもたちを楽しませる着ぐるみのボランティア=ロイター
【3月18日(23日目)】侵攻で多数の子どもが犠牲になり、地元の活動家らによる運動で並べられた空の乳母車109台(リビウ)=ロイター
【3月17日(22日目)】パリの高校でフランス語の授業を受けるウクライナ避難民の少女=ロイター
【3月16日(21日目)】広場で歌を披露するリビウ・オーケストラと合唱団のメンバー=ロイター
【3月15日(20日目)】砲撃に遭った犠牲者の記念碑に花を供えに向かう女性(ドネツク)=ロイター
【3月14日(19日目)】被災した住宅から救出される女性(キーウ)=ウクライナ国家緊急事態庁提供・ロイター
【3月13日(18日目)】負傷し入院したウクライナ軍人を見舞うゼレンスキー大統領(キーウ)=ウクライナ大統領府報道部提供・ロイター
【3月12日(17日目)】ドネツク州の分離主義者が支配する町ヴォルノヴァハで、破壊された地元の病院の前に立つ医療従事者=ロイター
【3月11日(16日目)】志願して領土防衛隊に参加し、武器の訓練をする市民(オデッサ)=ロイター
【3月10日(15日目)】イルピンの町から避難する住民が破壊された橋のそばに残したベビーカー(キーウ郊外)=ロイター
【3月9日(14日目)】オデッサ中心部で砂袋に覆われた市の創設者リシュリュー公の記念碑=ロイター
【3月8日(13日目)】リビウの教会で死亡したウクライナ軍人を悼む参列者=ロイター
【3月6日(11日目)】キーウ中央駅からリビウへの避難列車が出発し、親戚に別れを告げる男性=ロイター
【3月5日(10日目)】国境を越えるため、ポーランド・メディカの検問所に群がる人たち=ロイター
【3月4日(9日目)】避難先のドイツ・ベルリンで、笑顔を見せ自撮りする女性ら=ロイター
【3月3日(8日目)】ロシアの攻撃に備え、広場に立つ像の防護作業をする人たち(リビウ)=ロイター
【3月2日(7日目)】空襲のサイレンが鳴り響き、周産期医療センターの地下に避難する妊娠中の妻を助ける男性(キーウ)=ロイター
【3月1日(6日目)】街を守るため、火炎瓶を投げる訓練をする市民(ウクライナ・ジトーミル)=ロイター
2022年2月
侵攻開始早々、相次いだ市民への被害。鉄道の駅や国境付近では逃げ惑う人でごった返した。難民を受け入れる国では多くのボランティアや支援物資が彼らを迎えた。
【2月28日(5日目)】ポーランド・メディカの国境で避難民のために寄付された靴=ロイター
【2月27日(4日目)】ウクライナ侵攻から逃れ、仮設宿泊施設で遊ぶ少年(ポーランド・コルツォワ)=Agencja Wyborcza.pl・ロイター
【2月26日(3日目)】キーウで砲撃の被害を受けたアパート=ロイター
編集
データビジュアルセンター 写真映像グループ
進藤 秀幸、寺沢 将幸
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