この記事は会員限定です春秋（5月6日）
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休日で人が行き交う靖国通りから横道に入り、「しょうけい館」（東京・千代田）を訪ねた。太平洋戦争で負傷した人の資料などを展示するこの施設に来ると、戦いが何をもたらすのかを知って慄然とする。いまは企画展「戦傷病者を支えた女性たち」を開催している。
▼テーマの一つは、戦地の病院などで救護に当たった「従軍看護婦」の体験記。命の危険と向き合いながら彼女たちが目の当たりにした光景が、誇張を排した表現でよみが...
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