脱炭素の現状と課題(2) 「炭素予算」は残りわずか - 日本経済新聞
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脱炭素の現状と課題(2) 「炭素予算」は残りわずか

立命館大学教授 林大祐

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人為起源の二酸化炭素(CO2)累積排出量と世界平均気温(地上)の上昇幅は、ほぼ比例しています。つまり、気候変動を止めるには人為起源の温暖化ガス純排出量をゼロにする必要があります。地球が許容できるCO2の累積排出量には限りがあり、これを「炭素予算」と呼びます。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の「第6次評価報告書」によると、各国が国連に提出している2030年までの排出削減策をすべて実施して...

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