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米政権「モルガン頼み」で距離感に苦慮 規制強化巡り
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【ワシントン=高見浩輔】バイデン米政権が大手金融機関との距離感に苦慮している。金融業界の嫌がる規制強化を訴える半面、足元で起きる地銀破綻では大手金融の協力に頼る場面が目立つためだ。金融不安が終息しなければ、矛盾は今後一段と際立つ可能性がある。
「規制当局が米地銀ファースト・リパブリック・バンク(FRC)の売却を促進した。すべての預金者が保護され、納税者が負担を負うことがない措置を講じたことをお伝...
米ファースト・リパブリック銀行(FRC)が2023年5月1日に経営破綻し、米連邦預金保険公社(FDIC)の公的管理下に。預金と資産はJPモルガン・チェースが買収しました。米銀の破綻ではリーマン危機時に破綻したワシントン・ミューチュアルに次ぐ過去2番目の資産規模です。関連する記事をお読みいただけます。
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