ウクライナ侵攻1年
マップで振り返る
ロシアの支配面積
全土の2割下回る
ロシアがウクライナに侵攻を始めてから24日で1年。圧倒的に優勢とみられていた軍事大国のロシアに対し、ウクライナは抗戦を続けている。米欧による軍事支援も、領土奪還を目指すウクライナ軍を支えた。一進一退の攻防が繰り広げられた戦況を地図で振り返る。
侵攻前
2022年2月24日
2022年3月24日
2022年4月4日
2022年4月7日
ロシアは北部撤退後の部隊を再配置し、東部ドネツク州、ルガンスク州の攻略にむけて戦力を集結させた。
2022年5月17日
2022年7月3日
2022年9月11日
2022年9月30日
2022年11月11日
2023年2月
ロシア軍の支配・侵攻エリアの割合は最大でウクライナ全土の4分の1を超えた。割合が最大だったのは2022年3月24日の約27%で、ロシア軍が首都キーウに迫っていた時期だ。その後、ウクライナ軍の反撃でロシア軍はキーウ近郊から撤退し、東部に戦力を集中した。夏場にかけて支配・侵略エリアは約20%で膠着状態となった。22年9月以降はウクライナ軍が徐々に奪回し、ロシア軍の支配・侵攻エリアは約18%となっている。
編集
久保田昌幸、小川知世
データ
米戦争研究所、米アメリカン・エンタープライズ研究所