仙台・秋田・山形3市などタクシー値上げへ 31日から
東北運輸局は仙台市、秋田市、山形市周辺のタクシー運賃を31日から値上げすると発表した。運賃の引き上げ幅は宮城県A地区(仙台市)が約12%、山形県A地区(山形市や天童市など)が約13%、秋田県A地区(秋田市)が約14%。タクシー業界は燃料高で収支が厳しく、運賃をあげることで改善を図る。タクシー会社が運転手の賃上げをしやすい環境を整える狙いもある。
仙台市は出発して料金メーターが上がるまでの距離が1.5キロメートルから1.4キロメートルに短くなる。普通車の加算料金もこれまでの279メートルごとに80円から、310メートルごとに100円に実質上がる。例えば、仙台駅から東北大学病院まで(2.8キロメートル)の運賃は1080円から1210円となる。
山形市周辺(天童市など3市町を含む)と秋田市の初乗り料金は、メーターが上がるまでの距離が短くなるため初乗り料金は下がるが、その後の加算料金を加味すると実質的な値上げとなる。
原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。
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