山崎製パン、パン値上げ 7月から平均7%
山崎製パンは7月1日出荷分から食パンと菓子パンを平均7%値上げする。小麦粉の価格上昇の影響が大きい食パンを平均7.6%、菓子パンを平均6.8%値上げする。食パンの値上げは2022年7月以来1年ぶり。政府が4月に輸入小麦の売り渡し価格を値上げしたことなど、原材料高を価格に反映する。
主力の食パン「ダブルソフト」や「ロイヤルブレッド」、菓子パン「ルヴァンバターロール」などが対象になるもようだ。菓子パンでは2月から「ランチパック」の主力3商品を値上げするなど、今年に入ってから価格改定をしていた。飯島延浩社長は2月の決算会見で「小麦粉の価格が上がれば、今年もパンの値上げをせざるを得ない」と話していた。
原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。