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対決の決意を固める米国と中国 呉軍華氏
日本総合研究所上席理事
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米中関係が対決に向けて突き進んでいる。その背景には米国で中国共産党に対する認識が深まったことがある。過去の政策への反省が進むにつれて、中国を未曽有の脅威とする見方が大きく台頭した。対する中国は、これまで自らの望む方向に米国の対中アプローチを改めようと動いてきた。しかし、そうした努力を諦めた可能性が高い。
分断が進む米国で、対中強硬論のみが超党派的な支持を得られるといわれて久しい。最近、この構図が...
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