限界を迎えた中国の「地方分権的全体主義」 呉軍華氏 - 日本経済新聞
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限界を迎えた中国の「地方分権的全体主義」 呉軍華氏

日本総合研究所上席理事

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中国が本格的な人口減少の時代を迎えた。「本格的」としたのは、1961年にも人口減少を経験したと公表しているからだ。その時は1年だけの減少だったようだが、その事態をもたらした制度はそのまま維持された。新型コロナウイルス禍後の中国を展望するに当たっても、この制度への理解は不可欠だ。

米スタンフォード大学の許成鋼客員研究員は、この制度を「地方分権的全体主義」と定義する。中国共産党は50年代初期、政治と...

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