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安易に「サプライズ」と言うなかれ 渡辺博史氏
国際通貨研究所理事長
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日銀は2022年12月、長期金利の変動許容幅を従来の0.25%程度から0.5%程度に広げた。10年物国債利回りを0%程度に誘導するイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の修正をめぐっては「サプライズ」とのラベルが貼られ、批判的な論調も見受けられた。
個人的にはこの政策変更はもっと早めに実施すべき内容だったと感じている。タイミングに異論がないわけではないが、サプライズとくくる見方には...
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