この記事は会員限定です
中央アジア、本格回復は先 ラファエル・パントゥッチ氏
S・ラジャラトナム国際研究院シニアフェロー
[有料会員限定]
中央アジアにとって2022年は激動の年だった。カザフスタンでの大規模な暴動に始まり、地域の中核であるウズベキスタンとカザフの正式な同盟結成の話題で幕を閉じた。それでも新しい年には不確実性が残っている。
最大の問題は同じ旧ソ連のウクライナで次に何が起こるかだ。ロシアとの紛争に終結の兆しは見えず、中央アジアにとって対ロ関係は困難であり続けるだろう。
これまでのところ、ロシアのウクライナ侵攻直後の暗い...