少子化問題の論点 Nikkei Viewsまとめ読み
少子化問題は日本が直面する大きな課題の一つであることは論を待ちません。ただ論点は多岐にわたります。日本経済新聞の編集委員が少子化問題について、独自の切り口で分析したNikkei Viewsのまとめ読みです。
「異次元の少子化対策」は希望を取り戻せるか
政府が公表した少子化対策の「たたき台」の中に、かつて政策目標に掲げられた「希望出生率1.8」の文言はどこにも見当たりませんでした。その背景と意味を石塚由紀夫編集委員が考察します。
- 【少子化問題①】消えた「希望出生率1.8」 若手の不安どう解消
将来推計人口、遅すぎる公表に浮かぶ疑念
国立社会保障・人口問題研究所が公表した将来推計人口。大林尚編集委員は公表のタイミングが統一地方選後となった点などに着目したうえで、想定の「楽観性」に疑義を唱えます。
- 【少子化問題②】出生率1.13、国のデザインは低位推計で 希望的観測排せ
所得制限の撤廃で子ども増える?
岸田文雄政権が注力する少子化対策。子供を産み育てやすい環境とはどんな社会なのか、科学的な検証を踏まえた施策が求められています。財源に見合う効果が得られるのか。コスパの視点から、吉田ありさ編集委員が考えます。
- 【少子化問題③】少子化対策はコスパ度外視か 若者向けにテコ入れを