債務上限問題で金融危機も 米財政・金融政策の行方 - 日本経済新聞
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債務上限問題で金融危機も 米財政・金融政策の行方

バリー・アイケングリーン カリフォルニア大学バークレー校教授

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ポイント
○金融安定化とインフレ鎮静化の両立可能
○95年以降、債務上限が政治的取引材料に
○政治の二極化進み妥協が成立しない恐れ

米連邦準備理事会(FRB)は、消費者物価の高騰と金融の不安定性の間で板挟み状態に置かれている。前者は一向に鎮まる気配がないし、後者はシリコンバレーバンク(SVB)とシグネチャー・バンクの破綻、ファースト・リパブリック・バンクの慢性的経営不安という形で顕在化した。

FRBが今...

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