植田日銀への期待と限界 構造改革は政府と企業で - 日本経済新聞
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植田日銀への期待と限界 構造改革は政府と企業で

論説主幹 原田 亮介

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日銀総裁が4月に黒田東彦氏から植田和男氏に10年ぶりに交代する。植田氏は未完の物価目標2%を引き継ぐが、大規模緩和を出口に導けるだろうか。日本経済の生産性は低く、円相場に左右される弱さを抱えたままだ。政府と企業による構造改革なしに金融正常化は進まないだろう。

植田総裁の誕生には、23年前の出来事に伏線があった。2000年8月、当時の速水優総裁は官邸や財務省の反対を押し切って、ゼロ金利解除に踏み切...

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