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「人新世」マネーに選ばれる企業 地球史に残る解決策
上級論説委員 小平 龍四郎
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地球史に人の営みがようやく刻まれる。地質学者らで組織する国際地質科学連合(IUGS)は、1万1700年前からの「完新世」に次ぐ新しい地質区分として、1950年ごろ以降を「人新世」(アントロポセン)とする検討を進めている。「人類の時代」という意味だ。
核実験で放出された放射性物質や化石燃料由来の炭素、プラスチック・コンクリートなどが確認できる地質が世界にいくつか存在するという。人の営みが地球環境に...