「土地は公のもの」漸進的改革を 地租改正150年の転機 - 日本経済新聞
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「土地は公のもの」漸進的改革を 地租改正150年の転機

上級論説委員 斉藤 徹弥

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陸奥宗光は条約改正や日清戦争など近代日本外交の功績で知られる。だが明治初期には大蔵官僚として地租改正で大きな役割を果たしていた。

「地租改正の研究」(福島正夫著)によると、関西で知事を務めた陸奥は、租税を全国一律で地租の金納にするよう早くから政府に提言していた。農家の実情を踏まえた租税論は現実的と評価され、1872年(明治5年)、大蔵省租税頭に登用される。

地租改正はここから加速した。73年、知...

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