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外交も「抜本的強化」に動く年 政権基盤固め指導力を
上級論説委員 池内 新太郎
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日本外交にとって真価が問われる年が明けた。主要7カ国(G7)の議長国となり、国連安全保障理事会の非常任理事国にも就任した。岸田文雄首相はさっそくG7メンバー国を歴訪し、リーダーシップ発揮に意欲を示す。
ロシアのウクライナ侵攻や米中対立で緊迫した昨年、G7は結束を保ち、ウクライナ支援と対ロ制裁、台湾への威圧を強める中国へのけん制などで機動的に対処した。
今年はその役回りを日本が主導する番になる。5...
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