論説主幹や論説委員長ら日経の中核を担う執筆陣が独自の視点からニュースを分かりやすく読み解き、今後の展望について示唆を与えるコラムです。
「グローバリゼーションは終わった」。3月下旬、世界最大の資産運用会社、米ブラックロックを率いるラリー・フィンク氏の言葉が世…続き
これが21世紀の姿なのだろうか。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で数百万人が祖国を逃れ、多くの人が無残な姿で亡くなってい…続き
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から2カ月。ミサイルや砲弾が飛び交う苛烈な戦地と別のもう一つの戦場がある。地球を回る衛星…続き
「人は城、人は石垣」と言ったのは武田信玄だ。経営の神様と称された松下幸之助は「事業は人なり」という言葉を残した。アベグレン…続き
ロック界の大御所ロッド・スチュワートさんが一風変わった動画をインスタグラムに載せた。ジャージーに黄色の蛍光ベストを羽織り、…続き
グローバル化の旗手が、グローバリズムの「終止符」に言及した。米資産運用会社、ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者…続き
今から30年ほど前の1990年11月29日、ニューヨークにある国連本部。ブッシュ(第41代)政権のベーカー米国務長官が議長…続き
民間が引っぱるかたちで政治のあり方を変え、この国を立て直そうとする運動がはじまる。日本生産性本部の茂木友三郎会長(キッコー…続き
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、超大国の「武力による現状変更」として21世紀の歴史に刻まれるだろう。米欧は「金融封鎖…続き
「メディアは身体の拡張である」と述べたのはカナダの文明評論家、マーシャル・マクルーハンだが、この言葉はインターネットやそれ…続き
政治指導者には時に「聞き入れない力」が必要だ。
違反者に罰金を科す厳しいロックダウン(都市封鎖)のさなか、ロンドン・ダウニン…続き
これもまたバブルの1コマだろうか。あるいは国際金融の騒乱の入り口なのだろうか。2021年9月に暗号資産(仮想通貨)のビット…続き
2022年も早いもので、もうすぐ1カ月がたとうとしている。今年は日本では参院選、海外でも韓国、フランスの大統領選、米国の中…続き
2022年、動きだしそうな政治テーマがある。憲法改正に向けた議論だ。17日召集の通常国会と夏の参院選をへて、どこまで進むか…続き
2022年は明治維新から154年、昭和の敗戦から77年目にあたる。近現代史を決定づけた2つの節目から何を学ぶか。バブル崩壊…続き
今年も企業の不祥事が多発した。なかでも経営トップが引責辞任を迫られた2件が印象に残る。度重なる品質不正を犯した三菱電機と、…続き
言わずもがなだが、家族のかたちは多様で自由だ。
菅義偉前首相はプライベートな面をほとんど見せなかったが、岸田文雄首相は時折ソ…続き
オミクロン型ショックが世界を駆け巡る。各国が新型コロナウイルスを抑え経済活動再開を目指すそばから、コロナは姿を変えてやって…続き
「1970年代に戻っているようだ」。元国際通貨基金(IMF)主任エコノミストのケネス・ロゴフ米ハーバード大教授は、8月末の…続き
夏から秋にかけてあわただしかった日本政治。ようやく落ちつきを取り戻し岸田文雄政権が本格的に動き出した。
これまで示した政策の…続き