海外の政治・経済・科学の有識者が世界をどう見ているのか。最新の論考を紹介します。
欧州連合(EU)は脱炭素と経済成長の両立をめざす「欧州グリーンディール」のなかで、再生可能エネルギー、省エネ、水素製造など…続き
ソ連崩壊の主な原因は、西側の民主主義と法の支配がソ連の共産主義よりも優れている、とソ連側の衛星国の多くが確信したためだった…続き
インフレの再来は転換点を意味する。需要が供給というレンガの壁にぶつかり、各国経済は今、できる限りのものを生産している。この…続き
ロシアのプーチン大統領は石油によるドル建ての収入を今すぐ必要にしている。また、多くの人がロシアの予備役を総動員するためウク…続き
ロシアはウクライナ、特に東部ドンバス地方で前進し続けている。ゼレンスキー政権を倒して全土を制圧できるほどロシア軍は強くない…続き
各国中央銀行は10年来、インフレ退治に成功し、近年ではマイナス金利政策にさえ踏み切ってきた。ところが最近になり、突如インフ…続き
8月に開催される第8回アフリカ開発会議(TICAD8)は多国間主義の重要性を改めて示し、国際社会の連帯を重ねて表明する貴重…続き
2021年に英国が議長国を務めて開かれた第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)では多くの約束がなされた。温…続き
(東部では戦闘が激しくなっているものの)全体としてウクライナでのロシア軍に勢いがない。ゼレンスキー政権を排除する目的に変わ…続き
中国は今後10年でさらに強くなるだろうか、それとも弱くなるだろうか。中国の経済力や国際政治での影響力、増強しつつある軍事力…続き
ロシアのウクライナ侵攻が感染症の拡大に及ぼす影響を心配している。ウクライナでは以前から、エイズや薬剤への耐性をもつ結核菌に…続き
中国の「ゼロコロナ」政策はここ2年、低い感染率の維持に大胆ではあるが有効な方法とみなされてきた。中国政府はロックダウン(都…続き
戦争はどんなやり方でも恐ろしいものだ。各国はウクライナに戦闘用の兵器供与だけでなく、ロシアに経済兵器を動員した。ロシアは軍…続き
新型コロナウイルス禍は2年以上にわたって人命を奪い、生活を破壊し、日常生活を混乱させ、世界中の政治的議論を支配してきた。最…続き
中国の指導者の言い分はこうだ。中国共産党は国民を代表して国家を率い、これまでのところ米欧の指導者よりもはるかに有効な統治を…続き
20カ国・地域(G20)の信頼性が試される次の機会が、18~24日開催予定の国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合だろ…続き
ロシアのプーチン大統領は、歴史のかなたに葬り去ったと思っていた場所に欧州を引き戻し、われわれは理性を失った指導者と直面して…続き
ロシアのウクライナ侵攻によって1989年以降の「自由で開かれた」国際秩序に終止符が打たれた。自由主義体制は、米国と中国の地…続き
最近の調査によると、フランス人の52%の主な心配事は、自らの購買力だという。環境問題を挙げたのは29%で、4月のフランス大…続き
ロシアのウクライナ侵攻は多くの人を不確実な状況に陥れたが、一つだけ確かなことがある。ロシアと西側諸国はいまや戦争状態にある…続き