批評家・若松英輔さんのコラム「言葉のちから」のバックナンバーをまとめたページです。
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文章を書くことを生業(なりわい)にしていると、書けないと感じることがある。不思議に思われるかもしれないが、書けないと感じるの…続き
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■蔑みを遠ざけることが原点
若い頃は、「知」を頼みにしていた。「知の巨人」などという表現も、ある魅力をもって胸中にこだましてい…続き
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癖と習慣は似て非なるものである。癖という言葉には、「やまいだれ」がつく。そして悪癖という言葉に象徴されるように、どこかよくな…続き
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■秘義はらむ噓のない場へ
意味には深みがある。むずかしいことではない。ある人の語ったことが、数日、あるいは数年、さらにいえば、…続き
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■人生の苦しみに光与える
作家の遠藤周作は今年で生誕百年になる。彼をめぐるさまざまな企画に関する依頼があり、彼が遺(のこ)した…続き
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■肚に響く言葉のことわり
口では何とでも言える、そう語る場面に遭遇することがある。心境は理解できるが、本当にそうだろうか。もし…続き
コラム