北方謙三「楠木正成」大阪府千早赤阪村(写真で見る文学周遊)

 鎌倉末期から南北朝動乱期に活躍した武将、楠木正成。幕府軍を相手に籠城戦で耐え抜き落城しなかった千早城跡を訪ねた。(3月25日夕刊掲載「文学周遊」の取材で撮影した写真で構成しています)   (25日 14:00)

楠木正成が築いた千早城跡に立つ千早神社。深い木々に囲まれ、静寂な空気が流れる

  • 金剛山から馬の背のように突き出した高低差のある岩山を生かした
  • 登山口から約560段の石段を登っていく
  • 神社を訪れる人を柔らかい日差しが包み込んだ
  • 自然と歴史に恵まれた千早赤阪村。原風景の残る棚田が広がる
  • 「死ぬのもこわくなくなった」。正成は、楠木七城の一つである「楠木城跡」(上赤坂城)から河内の平野を見下ろしながら、ふとそう思った=森山有紗撮影

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