海外の政治・経済・科学の有識者が世界をどう見ているのか。最新の論考を紹介します。
ESG(環境・社会・企業統治)投資など持続性を考慮するサステナブル投資が、世界中で大きな盛り上がりをみせている。政府側では…続き
世界でいままでに新型コロナウイルス感染症に使われている代表的なワクチンと治療薬は、ほぼすべて米国企業の開発品だ。実現した理…続き
2001年9月11日の米同時テロを受け、大惨事の再発を防ぐ最適な方法について合意が生まれた。米当局者らは、各国政府の統治が…続き
2022年の序盤を特徴づけているのは、不安感の高まりだ。国民の健康や経済、地政学などの課題に直面している政府だけではない。…続き
経済政策を立案しようとすると、将来の大きな利益と現在の多少の痛みのトレードオフ(相反)がどうしても生じる。こうした現象は、…続き
2001年に世界の会計士が国際会計基準(IFRS)づくりを始めてから、20年以上が経過した。我々に対する投資家の信頼が高ま…続き
グローバル化と技術革新の流れは、新たな機会を利用できる技能や富、人脈を持つ人に大きな恩恵をもたらした。だが、一般の労働者に…続き
デジタル技術は多くの点で私たちの暮らしを良い方向に変えているが、2022年には新たな弱点があらわになるだろう。偏ったデータ…続き
20世紀は東西両陣営による領土拡大の時代だった。米国と旧ソ連はそれぞれ、自国の旗を掲げて地理的な拡張を競い、世界で勢力圏を…続き
民主主義はまだ生きているが、明らかに弱体化する兆しをみせている。米人権団体フリーダムハウスによる各国の自由度を測る指数は2…続き
11月に閉幕した第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)では、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」を実行する…続き
ロシアはウクライナとの国境付近に10万人近い軍部隊を集結させている。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが裏で糸…続き
次のような光景を想像してほしい。豪華な料理が立食形式で用意された宴(うたげ)で、大勢の男女が歓談し、踊っている。参加者はご…続き
英グラスゴーでの第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)は、各国が表明してきた温暖化ガス削減を、いかに実行に…続き
現在の米国とロシアの関係はとても悪い。20世紀の米国と旧ソ連による東西冷戦の時代に酷似しているともいえる。
冷戦時代といって…続き
港湾の渋滞や輸送コストの高騰などは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が、グローバル・バリューチェーン(GV…続き
米フェイスブック(現メタ)は30億人に社会的交流や情報、ニュースを提供するプラットフォームを運営している。このため、評論家…続き
2001年11月、私が米金融大手ゴールドマン・サックスのエコノミストとして「BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)」…続き
アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが首都カブールを制圧し、暫定政権を発足させた。中国やロシア、旧ソ連の中央アジア諸国…続き
食料の生産から消費に至る全プロセスのありようは、健康や社会・経済、地球環境に大きな影響を及ぼす。全プロセスをひっくるめて「…続き