3月17日
17日 5:00
歴史と社会を鋭くうがつ息長い活動の原点は1961年の随筆「小さきものの死」にある。旧制五高(現・熊本大)時代に結核療養所へ入…続き
3月10日
10日 14:00
キッと顔を上げ、空を見据える。まっすぐで利発そうな面差しに、歴史がはぐくんだ人との良きパートナーシップがにじむ。新型コロナウ…続き
3月5日
5日 5:00
今や世界的に著名な像となった東京・渋谷駅前の忠犬ハチ公。今年で生誕100年を迎える。11年余の生涯の後、この秋田犬は約90年…続き
2月19日
ロイター
19日 0:00
「国家の中の国家」。こんな表現が何度も出てくる。1930年代に旧ソ連へ密入国し、スターリン粛清を生き延びた日本人で21年前に…続き
1月3日
3日 5:00
俳句や和歌につきものの「季語」を網羅した歳時記。大部のものには、春・夏・秋・冬のほかに「新年」の分冊のあるものが多い。
試みに…続き
2022年12月03日
3日 2:00
■自他ともに認める読書家の原点は、幼いころに父親から毎晩、本を読んでもらった体験だ。
今では手に入りにくいのですが『松谷みよ子…続き
2022年11月27日
27日 5:00
映画「セーラー服と機関銃」に「台風クラブ」そして遺作の「風花」。独特のカメラの長回しと役者を追い込む演出法で一時代を築いた相…続き
2022年08月21日
21日 0:00
テレビを買ってくれないなら、一切しゃべらない。だんまり戦術だ。
小津安二郎監督の映画「お早よう」は、新興の住宅地に住む兄弟と、…続き
2022年08月14日
14日 5:00
寺に人々が望むものは、いったい何だろう――。そんな問いを胸に、古刹再生に取り組む住職とボランティアがいる。手探りの復興は、混…続き
2022年01月08日
8日 2:00
弟子でもある長男が悩む姿に接する中、一冊の本に触れ、人の生や死を巡り改めて思いを深めた。
私の観世宗家での修業時代は「内弟子は…続き
2021年12月26日
26日 23:24更新
今年、生誕120年を迎えた富山県出身の水墨画家、篁牛人(たかむら・ぎゅうじん、1901~84年)。掛け軸に山河を描くといった…続き
2021年02月07日
7日 2:00
「人間という存在に対する限りない優しさであるといえるだろう」。江戸時代、対馬藩に仕えた雨森芳洲(あめのもり・ほうしゅう、16…続き
2021年01月10日
10日 5:00
半世紀前の1970年代。高度成長期がピークから終幕に向かい、経済成長一本やりに対する懐疑は、人々を内面へと向かわせました。人…続き
2021年01月03日
3日 2:00
大学進学率が右肩上がりとなり、高等教育のマス化が進んだ1960年代後半。幅広い学生層が大学や社会の矛盾に目を向け始めた。校舎…続き
2020年11月15日
15日 2:00
鑑真に由来する国宝が日本に戻った。昨年末、中国へ出品されながら、コロナの影響で現地に留め置かれていた。関係者の尽力で実現した…続き
2020年08月02日
2日 14:13更新
関東平野のほぼ中心、埼玉県行田市に位置する「埼玉(さきたま)古墳群」が今年3月、国から「学術上、特に価値が高く、わが国の文化…続き
2020年05月10日
10日 2:00
新型コロナウイルスの感染拡大は、地球規模のサプライチェーン(供給網)に甚大な影響をもたらした、といわれる。簡単にいえば、もの…続き
2020年02月16日
16日 2:00
円すい状に積まれた正月飾りの塔のてっぺんにはササの枝が見える。高さ4メートルはあろうか。書き初めの失敗作もはられていた。
先月…続き
2019年08月11日
11日 5:30
水田での稲作が朝鮮半島から九州北部に伝わったのは紀元前10世紀――。国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)が、「先史・古代」の常…続き
2019年07月05日
5日 11:00
奈良県宇陀市。山深い清流のほとりに室生寺の境内は広がる。
6月初め、快晴の朝。金堂を仰ぐ70段あまりの鎧坂(よろいざか)。しじ…続き
編集委員