さようならシャンシャン 上野の思い出(写真特集)[有料会員限定]

 上野動物園(東京・台東)で生まれ育ったジャイアントパンダ、シャンシャン(雌、5歳)が21日、同園から返還先の中国へ旅立った。2017年の誕生からの成長を写真で振り返る。 (21日 11:30更新)

中国への返還前最後の観覧日を迎え、訪れた人たちにくつろいだ姿を見せるジャイアントパンダのシャンシャン(19日、東京都台東区の上野動物園)

  • シャンシャンは2017年6月12日、母シンシンと父リーリーの間に生まれた(2017年6月22日)=東京動物園協会提供
  • 誕生から3カ月。体はうっすらピンク色(2017年9月20日)=東京動物園協会提供
  • 生後半年。初の一般公開の前日に、母シンシンと遊ぶシャンシャン(2017年12月18日)
  • 木登りをするシャンシャン(2017年12月18日)
  • 人に見られることへのシャンシャンの負担を考慮し、当初は観覧は抽選当選者に限っていた。人の目にも慣れたことから、2018年2月から先着順での公開になり、初日は多くの人が詰めかけた(2018年2月1日)
  • 産まれた直後は体重147グラムだったが、1年で約28キロに成長した(2018年6月11日)
  • 2018年11月には、独り立ちのためシンシンと離れて暮らすようになった(2018年11月13日)
  • シャンシャンは2020年12月末までに中国に返還される予定だった。だが同年、新型コロナウイルスの世界的流行の影響で、返還は延期された
  • 旅立ちの日が近づく。松坂屋上野店には、シャンシャンの写真で作ったモザイクアート広告幕が登場した(2月10日)
  • 最後の観覧日。訪れた人たちの前でのんびり過ごしていた(19日)
  • 多くの人が別れを惜しんだ(19日)
  • 中国へ旅立つ日、トラックに積み込まれるシャンシャン(21日午前)=東京動物園協会提供・共同
  • 大勢に見送られる中、シャンシャンを乗せて上野動物園を出発するトラック(21日午前)=共同
  • 中国でも元気でね、シャンシャン=積田檀、小幡真帆、太田開介、樋口慧、中岡詩保子、山田麻那美撮影

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